2021年7月27日

【当面はこれで固定?】小田急電鉄1000形リニューアル車が4両固定編成の単独運用に初めて充当される

2021年7月26日より、主に箱根登山鉄道区間の専任となる4両固定編成の単独運用のひとつである平日111運用(伊勢原(OH36)始発小田原(OH47)行き6831レ)に、小田急電鉄1000形1057Fが充当され、同形式リニューアル車が初めて4両編成の単独運用に充当されました。
▲箱根登山鉄道区間に入線しない111運用で1000形4両固定編成リニューアル車が営業列車で初めて単独充当され『各駅停車 小田原』表示が見られた。初日は海老名検車区東側に留置されていた1057Fが使用された。

これはレーティッシュカラーの1000形1060Fが25日の114運用のあと大野総合車両所に回送のうえ入庫し、休車状態を経ずにパンタグラフや空調装置などが撤去されるなど廃車除籍処分となったためであり、その穴埋めとして初めて4両固定編成のリニューアル車が充当されたことになります。前回の1059Fが廃車除籍処分となったときはクヤ31形との連結に対応する1051Fで代替できましたが、1060Fの場合は代替となる4両固定編成の非リニューアル車がいないため(1062Fは休車中だが廃車除籍は確実のため)、ほぼ同形式リニューアル車のみとなった状況で初めて代替される形になり、当面は111運用に固定されるものと思われます。これは1000形4両固定編成のリニューアル車が箱根登山鉄道区間での試運転を行っていないためです。