2021年7月24日

【暑い中歩きました】東日本旅客鉄道国府津車両センターに留置中のE131系500番台の実車を見てみた

2021年7月24日、相模鉄道本線の撮影をしたあとは東日本旅客鉄道東海道線で国府津(JT-14,CA00)にやってきました。国府津から徒歩で約20分ほど暑い中を徒歩移動し、国府津車両センターの敷地外にやってきました。
国府津車両センター敷地内で留置中のE231系1000番台横コツK-17編成(制御装置更新車)とE131系500番台横コツG-01編成を確認できました。前者は基本編成で2編成目(全42編成中)の制御装置更新車で今年4月に制御装置の更新工事を受け、ドアエンジンが交換されています。後者は先週国府津車両センターに配給輸送されてきたばかりです。
E131系500番台の実車は初めて見ました。幕張車両センター向けのE131系0番台・80番台とは異なり、E131系初の4両固定編成で構成されており、同系列の中間車(中間付随車・中間電動車)は初登場になります。写真手前からクハE130-501+モハE130-501+サハE131-501+クモハE131-501と組まれており、0番台・80番台を2編成繋げた組成を参考にしたものとみられます。前面部の水玉模様は相模湾の波の水しぶきを表現したものとなっています。
編成番号は『G-01』となり、全12編成が国府津車両センターに配置されます。列車番号表示器のほか、移動禁止表示器、前方記録カメラが確認できます。
前照灯(LED式)とフルカラーLED式種別行先案内表示器。相模線内でのワンマン運転を想定しており、相模線内発着は橋本(JH-28)行きや海老名行き、寒川行き、茅ヶ崎(JT-10)行きがメインなので、『ワンマン 茅ヶ崎』や『ワンマン 橋本』などが入っているものと思われます。ただし八王子(JH-32)発着の横浜線直通列車にも充当されるため、『ワンマン 八王子』(相模線内)や『各駅停車 八王子』(横浜線内)の表示も入っていそうです。なお205系500番台ではかつて豊田車両センターに配置されていたこともあり、なぜか中央本線の行先も入っています。
E131系では初めてのスカート形状。4両固定編成で故障時の救援以外は連結することがないため、連結器の形状も0番台・80番台とは異なります。
上野東京ラインの主力車両と今後の相模線の主力車両となりうる両者の並びです。E131系500番台横コツG-01編成の前に別のE231系1000番台が留置されているため、この日は一切動きませんでしたが、E131系500番台は今後の試運転をどうするのでしょうか。相模線だけでなく東海道貨物線や中央本線でも行うのかな?

暑い中歩いた甲斐がありました。このほかにはE217系横クラY-12編成+横クラY-125編成が留置されていました。いつの間にか平塚(JT-11)の疎開留置から変更されていますね。いつかE131系500番台の試運転での走行シーンを撮ってみたいものですね。このあと私は交通系ICカードが2019年から使えるようになった東海旅客鉄道御殿場線で松田(CB04)まで北上し、小田急電鉄小田原線で戻りました。