2021年7月7日

【房総半島から伊豆半島へ】東日本旅客鉄道209系2000・2100番台千マリC609編成(6両固定編成)、伊豆急行に譲渡!?

2021年7月6日、東日本旅客鉄道209系2000・2100番台千マリC609編成(クハ209-2109以下6両)が幕張車両センターから伊東線伊東(JT-26,IZ-01)まで甲種輸送されました。この編成は伊豆急行に譲渡される(伊豆高原電車区所属になる)ものと思われます。
▲新たな活躍の場はなんと房総半島から伊豆半島へ。約12年間にわたり房総半島を駆け抜けた209系2000・2100番台6両固定編成(写真)のうちの千マリC609編成が初めて伊豆急行に譲渡されることとなった。もしかして伊豆急行8000系の置き換えに関係しているのか…?

今回譲渡される209系2000・2100番台千マリC609編成は最後尾からクハ209-2109+モハ209-2117+モハ208-2117+モハ209-2118+モハ208-2118+クハ208-2109で、もともとは当時の0番台宮ウラ47編成(クハ209-48以下10両)のうち付随車以外の車両から改造されていた編成です。輸送時はクハ208-2109が機関車次位であるため、改造前車番で伊豆急行線内基準でクハ208-2109が伊豆急下田(IZ-16)寄り、クハ209-2109が伊東・熱海(JT-21)寄りとなっており、両先頭車はセミクロスシート車でそれ以外はロングシート車、さらにモハ208-2118には車椅子対応洋式トイレが設置されています。この6両をどのように改造するのかがポイントになりそうですね。なおクハ209-2109の連結器は甲種輸送に合わせて変更されていますが、スカートはそのままです。塗装がどのような感じになるのか気になりますね。209系2000・2100番台が東日本旅客鉄道から他社に譲渡されるのは今回が初めてです(その逆は東京臨海高速鉄道70-000形が譲渡されて209系3100番台となったケースがある)。