2021年7月10日の581F列車(橋0646←茅0548・土曜休日81F運用)より、東日本旅客鉄道205系500番台横コツR3編成(クハ205-503以下4両)の編成番号札と車内銘板に異変が起きています。
▲2021年秋から新型車両E131系の投入が決定した相模線、その205系500番台横コツR3編成に変化があった。外観上は編成番号札のみだが、内装では車内銘板と車番が変化している。
▲205系500番台横コツR3編成の車番。製造先が表記された銘板(東急車輛)と号車番号と車番(クハ205-503・モハ205-503・モハ204-503・クハ204-503)が撤去され、車番のみテプラで貼付されたものに変更されている。いよいよE131系への置き換えが開始となることを予告している。
おもな変化として横コツR3編成の編成番号札がラミネートに変更され、車内は製造場所が書かれた銘板(『東急車輛』)と号車番号と車番が撤去されており、号車番号はステッカータイプの紙に号車番号を印刷したようなもの、車番はすべてテプラで印刷されたものにそれぞれ変更されています。これは東日本旅客鉄道が2021年の秋から国府津車両センター向けとして相模線に新型車両E131系(12編成・48両)を投入することを発表しており、同系列の登場が間近に迫っているためです。ただし車外の号車番号札はそのままとされているため、外観上からの変化は編成番号札のみとなっています。いずれは全編成がこのような仕様になっていくものと予想されます。私は一応全編成カメラに納めていますが、205系500番台の本格的な記録が必要になりそうです。置き換えられる205系500番台は全13編成の廃車解体処分が予想されますが(自走回送か配給輸送になるかは不明だが215系と同様に国府津車両センターからの配給輸送が予想される)、半自動ドアスイッチが設置されていることなどを考えると、他社鉄道のどこかに譲渡されていてもおかしくはなさそうです。