2021年7月10日

【1059Fの直後】小田急電鉄1000形1753F(ワイドドア車・6両固定編成)のクハ1753・デハ1703が大野総合車両所から搬出される

2021年7月1日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1753F(ワイドドア車・6両固定編成)のクハ1753・デハ1703が10日に車体を分割のうえ、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。この次はデハ1803・サハ1853の陸送が実施されるものとみられます。
▲ワイドドア車1000形1753Fのクハ1753・デハ1703が大野総合車両所から旅立つ。車番やロゴマークのあった部分は青色のテープで隠されていた。

ワイドドア車1753Fは6月中旬の運用を最後に休車状態となり、レーティッシュカラーの1059Fのデハ1109とクハ1159の陸送からわずか4日後にクハ1753・デハ1703の搬出となりました。5000形5057F・5058Fの出場もあったために1000形でリニューアル対象外の編成の廃車除籍が本格化していますね。1000形1753Fの陸送当日には5000形5058Fの性能確認試運転も実施され、5000形への置き換えの早さを物語っていそうです。いまだ休車状態が続く1062Fの陸送は1753Fの搬出が完了した後になるとみられますが、事実上、リニューアルされていない1000形4両固定編成がすべて箱根登山鉄道運用に集結していることから、箱根登山鉄道専任運用の1000形の記録も必要になってくるかと思います。しかしノーマルドアの6両固定編成の動きが相変わらず読めません…。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2021年7月10日現在 合計150両/全体196両(改造中を含む)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想
 紫色…箱根登山鉄道と兼用

*4両固定編成…11編成(44両、リニューアル28両、レーティッシュ12両)
内訳…1051F1057F1058F1060F1061F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…6編成(36両、ワイドドア18両)
内訳…1251F1253F1254F
1754F1755F1756F

*10両固定編成…7編成(70両、リニューアル60両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F
1096F1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*リニューアル更新工事中…10両
内訳…1092F

*休車中…4両
内訳…1062F

*廃車確定済…44両 ※搬出予定車両を含む
内訳
【編成単位で廃車】 合計36両
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1901・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)

【車両単体で廃車】 合計8両
元クハ1155(元1055F)・元クハ1255(元1255F)
元クハ1081・元デハ1031・元デハ1131・元デハ1331・元デハ1431・元クハ1481(元1081F)