2021年6月30日、東日本旅客鉄道が東京五輪2020の開催期間中に首都圏21路線や新幹線で臨時列車を多数運転することを発表しましたが、東京都の新型コロナウィルスの新規感染者の拡大(のちの緊急事態宣言の発令)などの影響から7月9日に運転取りやめを発表しました。しかしながら、再び大会期間中の臨時列車の設定などの輸送計画を再度7月13日に発表しております。路線や日時により異なるため必ずホームページで詳細なダイヤと種別行先と発着時刻を確認するようにしてください。今年も祝日が移動し、19日の海の日が7月22日に、10月のスポーツの日が7月23日にそれぞれ移動します(このため本来の休日が平日になる)ので十分に注意してください。このため7月22日・23日は土曜休日ダイヤになります。
【東海道線・伊東線】
《下 り》伊1316←小1230 《上 り》伊1904→小1952
《運転日》7月26日・27日 《車 両》E231系1000番台・E233系3000番台10両編成
《停車駅》小田原(JT-16)・熱海(JT-21)・伊東(JT-26)
東海道線・伊東線では小田原発着の臨時快速列車として設定され、E231系1000番台またはE233系3000番台が珍しく日中時間帯に伊東に乗り入れる列車となります。なお途中停車駅は上下とも熱海のみで、湘南新宿ライン特別快速が熱海まで延長運転したときよりも少ない停車駅(真鶴(JT-19)と湯河原(JT-20)も通過)となっています。下りは根府川(JT-18)で約4分停車する両毛線前橋発熱海行きの1859E列車を追い抜くものと思われます。伊東線内は単線のため行き違いで運転停車する駅があります。前面部・側面部とも『臨時』ないし『快速』表示のみとなることが予想されますが、E233系3000番台で運転となると『快速 伊東』の表示も準備できそうな気がします。
【東北本線(利府支線)】※詳細はホームページをご参照ください。
東北本線では仙台~利府間を直通する列車(701系およびE721系0番台ないし1000番台充当)を増発します。なお新利府に停車する臨時列車は一部日程の下り2本と上り1本のみでそれ以外はすべて通過となります。また仙石東北ラインの上り2本(現行ダイヤの快速5538D列車と特別快速5520D列車)が7月30日と31日に限り岩切に臨時停車します。
【仙石線】
仙石線ではあおば通~多賀城間で下り2本、上り5本が増発され、うち上り4本は現行の最終列車2222S列車のあとに増発されます。ただし7月31日は臨時列車は下りのみとなりますのでご注意願います。いずれも205系3100番台が使用されるものとみられます。
さらには仙台発基準で東北本線の上下臨時普通列車1本ずつ、仙山線は仙台発山形行きの臨時快速列車(仙台~愛子間各駅停車のCパターンの停車駅)1本、仙石線は現行2345S列車を現行の東塩釜から高城町まで延長するほか、あおば通発高城町行き臨時普通列車を終電後に1本増発します。
【東北新幹線・山形新幹線】
東北新幹線では7月21日・22日の午前中に増発され、21日は東京発仙台行きのやまびこ号が2本、22日は東京発新庄行きつばさ号の単独が1本、やまびこ号・つばさ号の併結列車が2本運転されます(つばさ号は山形行きと新庄行きがある)。つばさ号は3本のうち2本がやまびこに併結されて運転されます。臨時やまびこ号の1本はE5系(幹セシ)、それ以外はE2系(幹セシ)とE3系1000番台・2000番台(幹カタ)が充当されるようです。