2021年6月23日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1059F(レーティッシュカラー・4両固定編成)のデハ1109・クハ1159が7月6日に車体を分割のうえ、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲レーティッシュカラーの1000形で初めて廃車除籍処分となった1059Fのデハ1109・クハ1159が七夕前日に大野総合車両所から旅立った。2020年8月の箱根登山鉄道運転再開記念の営業列車がまさかの私自身最後の撮影となってしまった。
1000形1059Fはワイドドア車1752Fのデハ1902・クハ1952の陸送後翌日に構内入換され、このうち上り方のクハ1059とデハ1009が6月30日に陸送されていました。そのあと週末の大雨のダイヤ乱れを経て今回の搬出作業となりました。なお先に搬出されたクハ1059では乗務員室扉横のブランドロゴマークが完全に撤去されましたが、クハ1159では中途半端に剥がされた跡があり、ロゴマークの一部が残されていました。1059Fが完全に陸送された直後に新たに廃車除籍処分となった1000形1753F(ワイドドア車)のクハ1753・デハ1703が解体線に据え付けられ、搬出に伴う作業が開始されています。ところで大野総合車両所88番構内留置線に休車で留置中(廃車除籍処分の可能性高)の1000形1062Fがどのタイミングで除籍処分となるのか気になりますが…。
【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2021年7月6日現在 合計150両/全体196両(改造中を含む)
※青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想
※青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想
紫色…箱根登山鉄道と兼用
*4両固定編成…11編成(44両、リニューアル28両、レーティッシュ12両)
内訳…1051F・1057F・1058F・1060F・1061F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
*6両固定編成…6編成(36両、ワイドドア18両)
内訳…1251F・1253F・1254F・1754F・1755F・1756F
*4両固定編成…11編成(44両、リニューアル28両、レーティッシュ12両)
内訳…1051F・1057F・1058F・1060F・1061F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
*6両固定編成…6編成(36両、ワイドドア18両)
内訳…1251F・1253F・1254F・1754F・1755F・1756F
*10両固定編成…7編成(70両、リニューアル60両、大規模改造30両)
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。
*リニューアル更新工事中…10両
内訳…1092F
内訳…1092F
*休車中…4両
内訳…1062F
*廃車確定済…44両 ※搬出予定車両を含む
内訳
内訳
【編成単位で廃車】 合計36両
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1901・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
【車両単体で廃車】 合計8両
元クハ1155(元1055F)・元クハ1255(元1255F)
元クハ1081・元デハ1031・元デハ1131・元デハ1331・元デハ1431・元クハ1481(元1081F)