2021年7月18日

【相互に交換した?】西武鉄道2000系の種別行先案内表示器に変化、2401Fが幕式、2455FがフルカラーLED式に

2021年7月15日、西武鉄道南入曽車両基地所属の2000系2401F(旧タイプ)の種別行先案内表示器がフルカラーLED式から幕式に戻され、2455F(新タイプ)が幕式からフルカラーLED式に変更されています。2000系新タイプの2両固定編成で種別行先案内表示器がフルカラーLED式になるのは初めてのことです。
▲種別行先案内表示器がフルカラーLED式から幕式に戻された2000系2401F(手前2両)。今年は2003F(8両固定編成)が廃車除籍とされたため、旧タイプは引退の予兆があるかもしれない。新タイプの2455Fと交換された可能性がありそうだ。

2000系2401Fは旧タイプの2両固定編成のトップナンバー、2455Fは新タイプの2両固定編成の3番目であり、いずれも新宿線・拝島線系統で運用されています。2両固定編成は池袋線内では飯能(SI-26)寄り(池袋線の2両固定編成に女性専用車ステッカーがある)、新宿線・拝島線内は組成にもよりますが西武新宿(SS-01)寄りか本川越(SS-29)・拝島(SS-36)寄りに連結されることが多いです。旧タイプの2000系と新タイプの2000系で相互に種別行先案内表示器を交換した可能性がありますね。新宿線・拝島線と兼用ながら小手指車両基地に配属となる40000系50番台ロングシート車の追加投入により旧タイプの2000系がさらに置き換えられる可能性があり、2両固定編成の旧タイプ(全編成)、8両固定編成の2001F・2007Fの動きには注意が必要です。新宿線は私が2017年5月から1年ほど利用していたことのある路線であり、とても懐かしく思います。今でも新宿線の主力を誇る2000系ですが、旧タイプでは2019年には2021F、今年4月には2003Fが廃車除籍とされているため、ほかの編成も一安心とはいかないようですね。