▲尾久車両センターに留置されていたE257系0番台長モトM-110編成、ついに2000番台への転用改造に向けて秋田総合車両センターへ旅立った。出場時の編成番号に注目したい。
牽引機はEF81形140号機が担当しました。この元長モトM-110編成は『踊り子』向けの2000番台に改造されて大宮総合車両センター（宮オオ）に配置されるものと思われます。またサロハE257-10はサロE257-2010に改造されるものとみられます。現時点でE257系2000番台は4月12日の時点で元長モトM-103編成から改造された宮オオNA-03編成、元長モトM-112編成から改造された宮オオNA-09編成が登場しており、元長モトM-110編成の転用改造後の編成番号が注目されます。
【E257系0番台の転用状況】 ※2019年4月12日現在、番台は0番台→2000番台
長モトM-101編成→??????
長モトM-102編成→??????
長モトM-103編成→宮オオNA-03編成
長モトM-104編成→??????
長モトM-105編成→??????
長モトM-106編成→??????
長モトM-107編成→??????
長モトM-108編成→??????
長モトM-109編成→??????
長モトM-110編成→宮オオNA-??編成
長モトM-111編成→??????
長モトM-112編成→宮オオNA-09編成
長モトM-113編成→??????
長モトM-114編成→??????
長モトM-115編成→??????
長モトM-116編成→??????
ただここで気になるのは付属編成の動向です。付属編成は2両5編成（10両）の在籍となっています。非貫通先頭車のクハE257形0番台と中間車に見えて簡易運転台を備えるクモハE257形0番台の2両で構成され、中間車に見える制御電動車のクモハE257形0番台は基本編成の貫通形先頭車のクハE257形100番台と連結して運用されていました。しかし付属編成は長野総合車両センター構内で複数の編成が連結された状態でまとめて留置されており、転落防止幌がなくなっていることから転用改造の対象になる可能性は低くなっているものと考えられます。2001年の就役から約18年でまさかの廃車除籍ということになってしまうのでしょうか。
