2019年4月9日は別件の用事があって外出していた私ですが、午後に東京急行電鉄の新型車両(目黒線向け3020系)の甲種輸送があることに気づき、カメラを持参していた私は逗子(JO-06, JS-06)へ向かうことに。
私はE217系横クラY-29編成の1107S列車(平日07運用)に飛び乗り、逗子へ。私が到着した時にはすでにホーム先端部に多くのファンと3020系の甲種輸送列車が踏切手前に差し掛かっており、ギリギリでした。
DE10形1726号機+東京急行電鉄3020系。多くのファンをかわしつつ、まずは踏切を通過したところから1枚。3020系はどうやら8両で落成しているようです。私の予想通り、最初から8両編成で製造し営業運転への投入時に暫定的に6両編成とするようでしょうか。
引いてもう1枚。今回登場した3020系はトップナンバーの『3121F』で、機関車次位から『3821』+『3721』+『3621』+『3521』+『3421』+『3321』+『3221』+『3121』と組成されており(編成分割を考慮するため『3521』と『3421』の間は幌で連結されていない状態)、『3721』『3321』には三菱電機製の制御装置(SiC素子VVVFインバータ制御)とパンタグラフ2基、『3621』『3221』には制御装置、『3521』『3421』には非常用の梯子が設置されています。
せっかくなのでE217系をしっかり記録。E235系が登場するため、時間をかけてでもできれば全編成収めておきたいものです。
目黒(MG-01)寄り先頭車となる『3121』。よく見てみると運転台には東京急行電鉄のマスコットキャラクター『のるるん』のぬいぐるみが乗せられています。基本的な仕様は2020系や6020系と同じですが、目黒線向けに投入するため運転席はワンマン運転に対応しています。
編成番号は私の予想通り、『3121F』となります。目黒線は現行の6両編成から2両増車し8両編成に増強することを発表したばかりですが、3020系は6両編成での暫定的に営業運転に入る際には電動車・付随車が1両ずつ抜かれるはずですので、どの車両が保留車両となるかに注目ですね。
ラインカラーは3020系では水色となりました。3編成が投入されるようですが、今後登場するものと思われる『3122F』『3123F』ではいずれも8両編成で落成させて、2両をあえて保留車とさせるのか、最初は増結を見込んで一部車両欠番で6両編成で落成させて、のちに2両を増備する方向とするのかが今後の焦点となりそうです。
1号車の車両番号『3121』。2020系や6020系と同じく号車番号、車椅子兼ベビーカースペースのマークとともに書かれています。
制御装置は2020系や6020系と同じ。三菱電機製SiC素子VVVFインバータ制御です。そうなるとドアエンジンもドアチャイムも2020系や6020系と同じものと考えてよさそうです。
なお目黒線では乗り入れ先路線を含めてホームドアが設置されているため、車両間転落防止幌は2020系、6020系と異なり、新製当初から設置されていません。
このあと3番線にE231系1000番台宮ヤマU536編成+宮ヤマU2編成の4523Y列車が入線してきたため、一度改札を出て再度入場し、E217系横クラY-16編成+横クラY-133編成の1308S列車(平日09運用)に飛び乗って、2つ先の北鎌倉(JO-08, JS-08)へ向かいました。
北鎌倉ではちょうど入線してきたE217系を記録。横クラY-15編成の1015S列車(平日15運用)でした。一度東口の改札を出て少し歩いた円覚寺入口とその踏切付近の沿線(鎌倉[JO-07, JS-07]~北鎌倉間)へ。
E231系1000番台宮ヤマU2編成+宮ヤマU536編成。2542Y列車。全体は入りませんが、ポジションは悪くなさそう。
E217系横クラY-27編成+横クラY-108編成。1392S列車(平日93運用)。『エアポート成田』の愛称が取れた『成田空港第1ターミナル(JO-37)』行き、だいぶ慣れてきたのではないでしょうか。
DE10形1726号機+東京急行電鉄3020系3121F。甲種輸送のシーンをしっかり撮ることができました。初日は八王子(JC-22, JH-32)まで甲種輸送ののち、10日・11日に4両ずつに分けて横浜線内を輸送するようです。
私はこのあとE217系横クラY-15編成+横クラY-123編成の1314S列車(平日15運用、逗子で増結)に乗り込んで北鎌倉を離れました。
大船(JO-09, JS-09)で下車すると、5番線から8番線の発車標がLED式から京浜東北線蒲田(JK-17)と同じLCD式に更新されていてびっくりしました。今後も普及しそうな予感です。