2019年4月3日

【制御装置更新】相模鉄道8000系8713Fが制御装置を更新して出場

2019年4月2日、相模鉄道かしわ台車両センターで制御装置の更新工事(日立製作所製GTO素子から日立製作所製のIGBT素子への交換)を行っていた8000系ラストナンバーの8713Fが出場し、試運転を実施しました。
▲制御装置を更新した8000系8713F。8000系のラストナンバーである。これで制御装置の未更新編成は8701F・8702F・8703F・8704F・8705F・8706Fの6編成となり、制御装置を更新した編成(6編成)とちょうど同数となった。

これで8706F以前の編成が制御装置未更新、8708F以降の編成が制御装置更新済みとなりました(8707Fは2004年の事故による廃車のため存在せず)。直角カルダン駆動方式で日立製作所製のGTO素子VVVFインバータ制御は聞く価値がありますので、8706F以前の編成を利用して早めに録音しておくことをお勧めします。この系列はいずれ9000系とともに『YOKOHAMA NAVYBLUE』塗装に変更される可能性はあるのでしょうか。下記に8000系の制御装置更新状況と9000系のリニューアル状況を示しました。

【8000系制御装置更新状況】 ※いずれも2019年4月現在のデータ
2015年度:8710F
2016年度:8708F・8709F
2017年度:8711F・8712F
2018年度:8713F
2019年度:????

※未更新※
8701F・8702F・8703F・8704F・8705F・8706F

【9000系リニューアル更新状況】
2015年度:9703F(車番の位置はホームドア未対応)
2016年度:9705F
2017年度:9702F・9704F
2018年度:9706F
2019年度:????

※未更新※
9701F(種別行先方向幕)・9707F(番号の書体が異なる)