2019年4月30日

【注目事項あり】東日本旅客鉄道が2019年度鉄道事業設備投資計画を発表

2019年4月25日、東日本旅客鉄道が2019年度鉄道事業設備投資計画を発表しました。投資額は約6,130億円(単体)です。

【車両面】
▲北陸新幹線および上越新幹線向けに投入が進むE7系F編成(写真は同一仕様のW7系)。
▲相模鉄道新横浜線との直通運転に向けた工事が進むなか、相模鉄道12000系の登場とともに増備されているE233系7000番台。

車両面では上越新幹線(新潟新幹線車両センター:新ニシ)向けにE7系が追加投入され、E7系とE2系に統一させるため、E4系が置き換えられる予定です。また新津運輸区配置向けに投入されたGV-E400系の増備(2019年度は新潟地区、2020年度は秋田地区に投入)、E235系0番台(量産車:東トウ)の増備、E261系の製造投入が予定されています。なお相模鉄道新横浜線との直通運転向けにE233系7000番台が増備されました。

【設備面】
設備面では山手線浜松町(JY-28, JK-23)・新橋(JY-29, JK-24)、京浜東北線横浜(JK-12)、新橋、川口(JK-39)、蕨(JK-41)の各駅へのホームドア整備(蕨のみスマートホームドアタイプ)、高輪ゲートウェイ(JY-26, JK-21)開業に向けた工事、相模鉄道新横浜線方面との直通運転開始に向けた工事の推進、東日本大震災で被災した常磐線の不通区間の運転再開に向けた工事の実施、2020年の東京五輪の会場最寄駅におけるエレベーター、トイレ、案内表示などの駅設備の改良を予定しています。