2019年4月12日、ボクシングジムの火災による屋根焼損のため日本車両製造豊川製作所で修繕工事を受けていた小田急電鉄3000形3651F(日本車両製造3次車)が小田原線内で試運転を実施しました。
▲3000形で唯一行われていなかったROM更新(おもに『各停』から『各駅停車』に変更、フォントは明朝体からゴシック体に変更)を行って運用復帰に向けて足慣らしした3000形3651F。
この編成はROM更新前に屋根焼損で運用を離脱していたこともあり、試運転直前にはROM更新が実施され、フォントが明朝体からゴシック体に変更されたほか、『各停』表記から『各駅停車』表記に更新されています。なおこの編成は2019年3月のダイヤ改正まで1本だけ8両編成で設定されていた『通勤急行』の運用に入ることはありませんでしたが(3916レ→3816レ:旧平日B27運用、現在は平日E32運用)、ROM更新で通常ではあり得ない『通勤急行』や『通勤準急』の表示が追加されたものと思われます。いよいよ運用復帰が近づいてきました。機会があれば久しぶりに戻ってきた3651Fを収めてみたいものです。