2019年4月9日

【開催日に要注意!!】『小田急ファミリー鉄道展2019』開催概要を発表

2019年4月9日、小田急電鉄が海老名検車区を第1会場、ビナウォークを第2会場として毎年10月に開催している『小田急ファミリー鉄道展』ですが、2019年は10月ではなく5月25日・26日に実施すると発表しました。今年は保存車両の解体作業の都合からか毎年10月の開催から今年に限り5月の開催に変更されています
▲展示車両となったロマンスカー『SE』3000形3021F。2019年度は同形式の一部車両が大野総合車両所構内にて解体される予定のため、5両での最後の展示に向けてか、現在ではお色直ししているものと思われる。2007年以来、約12年ぶりに庫外で展示となるのだろうか。
▲展示車両となったロマンスカー『GSE』70000形。5月25日・26日は土曜休日N31運用が同形式の運用、土曜休日N33運用が『EXE(α)』または『MSE』6両編成での代走運転が予定されており、1本を展示車両に活用するようだ。昨年は引退した最古参ロマンスカー『LSE』7000形が展示されたが、今年は最新型ロマンスカー『GSE』70000形がこのイベントで初めての展示となる。

今回のポイントはいろいろあります。まず最初に『小田急ファミリー鉄道展』というのは毎年10月に開催されている恒例イベントですが、今年2019年は10月ではなく、なんと5月25日・26日の開催であること。そして今年の展示車両がロマンスカー『SE』3000形3021F(5両)とロマンスカー『GSE』70000形と、初代ロマンスカーと最新鋭ロマンスカーの夢の豪華共演であることです。なぜその日程になったのかを私が予想するに、前者の日程については、これは保存車両の解体作業の計画とリンクしている可能性が高いとみられています。昨年度に喜多見検車区に保存されていた車両の一部解体を発表しましたが、2019年度では海老名検車区に静態保存されているロマンスカー『SE』3000形の一部車両の解体を発表しており、その日程を考慮したものと思われます。後者は初代ロマンスカー車両の解体作業に入る以前に、最新鋭ロマンスカーと横並びで展示させ、最初で最後(?)の共演を実現させることに意図を感じているものと思われます。

今年2019年は開催日程が5月下旬となっていますので、くれぐれもお間違えの無いように