2019年4月11日、京成電鉄が成田スカイアクセス線(成田空港線)向けの新型車両『3100形』を導入すると発表しました。導入数は8両2編成で、3101編成・3102編成が登場するものとみられます。また新京成電鉄でも共同開発の新型車両『80000形』を導入すると発表しました。こちらの導入数は6両2編成です。
▲3000形は3042編成で最後となったが、3100形を新たに導入する。総合車両製作所横浜事業所または日本車両製造豊川製作所で製造されるのだろうか。ちなみに新京成電鉄80000形もほとんど同一仕様で製造される。
京成電鉄の3100形は成田スカイアクセス線で使用することから、京成本線との誤乗防止のため、橙色(フルカラーLED式の『アクセス特急』のカラー)の帯が配置され、座席の一部を折り畳み式としたスーツケース置き場を先頭車に3ヶ所、中間車に4ヶ所設置して使用できるようにします。車内には防犯カメラと17インチワイドの車内LCD式旅客案内表示器を2画面配置し、列車の種別行先や停車駅などを案内します。また制御装置が変更されるほか(SiC素子と思われる)、車内Wi-Fiも設置されるようです。なお新京成電鉄も同様の仕様となりますが、こちらは6両編成で新京成電鉄のカラーである白色と桃色の塗装となります。