2018年11月17日の土曜休日A32運用(6807レ)より、小田急電鉄3000形で旧東急車輛製造2次車(ノーマルドア車)の3255Fの種別行先案内表示器が3色LED式からフルカラーLED式に更新され運用に入っています。新製当初からフルカラーLED式となっている同形式の7次車より前の編成でフルカラーLED式に更新されるのは3251F・3252F以来で3編成目となります。
▲3000形で1次車ワイドドア車の3251F・3252Fの種別行先案内表示器がフルカラーLED式に交換されたが、2次車で種別行先案内表示器がフルカラーLED式に交換されるのは3255Fが初めてのことである。また同編成は2次車で唯一ロイヤルブルー帯を保っている。
同形式の7次車より前の編成で種別行先案内表示器が3色LED式からフルカラーLED式への交換は1次車ワイドドア車の3251F以来で3編成目となりますが、2次車ノーマルドア車ではこの編成が初めてのことです。ちなみに同形式の2次車は旧東急車輛製造で側面部の種別行先案内表示器が小型のタイプ(3255F~3258F)と、川崎重工業兵庫工場製造で側面部の種別行先案内表示器が大型のタイプ(3259F~3262F)の2種類が存在しますが、今回の3255Fは前者で側面部の種別行先案内表示器が小型のタイプです。種別行先案内表示器のゴシック体への変更は3色LED式のときから確認されていますので、3251F・3252Fと同じタイプのものに交換されたものと思われます。さらに2次車では唯一ロイヤルブルー帯を保つ編成となっています。今後も2次車の3258Fより前の編成を中心に交換が進められるものと予想されます。
【3000形で種別行先案内表示器がフルカラーLED式に変更された編成】
※2018年11月17日現在、新製当初から搭載している7次車以降を除く
1次車:3251F・3252F 2次車:3255F(NEW!) 3次車:なし
4次車:なし 5次車:なし 6次車:なし