2018年11月11日

【遂にラストラン】東京地下鉄6000系が千代田線内1往復の特別営業運転を終了

2018年11月11日をもって、東京地下鉄千代田線向けで綾瀬検車区所属の6000系6102F・6130Fを使用した綾瀬(C-19)~霞ヶ関(C-08)間を1往復する特別営業運転が終了しました。最終日11日のA1360S列車B1460S列車(臨時60S運用)には最古参ナンバーの6102Fが使用されました。
▲千代田線の綾瀬~霞ヶ関間で最後の特別運転を行った6000系。最終日前日の11月10日は6130Fが充当され、同編成はラストランを迎えた。
▲最終日の11月11日は最古参ナンバーの6102Fが充当され、同編成もラストランを迎えた。これで千代田線のかつての主力車両がついに姿を消す。
▲6000系6102F・6130Fの両先頭車に掲出されたヘッドマーク(写真は10月20日に撮影した6130F仕様のもの)。両編成でデザインが少し異なっていた。さらに貫通扉に掲出されていたメトロマーク(Mマーク)は営団地下鉄時代の仕様(Sマークのもの)に復刻されていた。

これで6000系の営業運転は特別運転を含めてすべて終了となります。1往復の特別運転でも自動放送が使用され、16000系などと異なり、英語放送は現在の亀井・シーナ・佐代子氏ではなく、以前のクリステル・チアリ氏の担当のままでした(自動放送の再更新はせず)。なお6000系の特別運転では充当編成とその曜日に共通点が見受けられました。同系列が特別運転を開始した10月13日からの土曜休日に特別運転の充当編成を調べていたのですが、最終日となった11月11日までの約1ヶ月間で毎週土曜日に6130F、毎週日曜日に6102Fが充当されていたようです。私が初めて6000系の特別運転を撮影した10月20日の時点で6130Fだったので、土曜日と日曜日で充当編成を変えるという共通点を見つけていたのですが、まさにその通りの展開となりました。同系列で最後の特別営業運転を終えた今後の6102F・6130Fの動向が注目されるようですが、ヘッドマークなどを取り外したあとに日本からは廃車除籍となり、解体処分とはならずにインドネシアに譲渡されることになるのでしょうか。

【6000系特別運転実績(2018年10月13日~11月11日の土曜休日のみ)】
★充当編成★
《10月》・・・13日:6130F 14日:6102F 20日:6130F 21日:6102F 27日:6130F 28日:6102F
《11月》・・・03日:6130F 04日:6102F 10日:6130F 11日:6102F

★運転ダイヤ★
※駅名表記は右記の通り 北・・・北綾瀬(C-20)、綾・・・綾瀬、霞・・・霞ヶ関
綾瀬検車区出庫回A1360S列車(北→綾)→A1360S列車綾1329→霞1355
綾瀬検車区入庫回B1460S列車(北←綾)←B1460S列車綾1442←霞1416