2018年11月9日、相模鉄道が同年12月8日(平日ダイヤは10日)より実施するダイヤ改正の概要を発表しました。これは本線の天王町(SO-04)~星川(SO-05)間の上り線を11月24日から高架線に切り替える予定で、上下線が高架化されるために実施されるものです。
▲11月24日から完全な高架駅に切り替わる星川。予定通りなら同日から上り新3番・4番ホームの使用が開始される予定だ。
▲平日・土曜休日の早朝時間帯に二俣川(SO-10)始発の各駅停車が1本増発され、一部列車の発車時刻が変更となるほか、土曜休日の朝に横浜(SO-01)始発の本線下り特急が1本増発され(写真は特急運用に入った20000系20101F)、通勤通学や行楽レジャーなど速達性と利便性の向上が期待される。
和田町(SO-06)付近~天王町間の上り線高架化に伴い工事中区間の減速運転がなくなるため、上り急行・特急の所要時間が最大で1分短縮されます。現行の平日・土曜休日ダイヤで二俣川発の初電は4002レ(平日63運用・土曜休日63運用:か0444→横0518)、その次の列車が3002レ(平日48運用・土曜休日48運用:海0504→横0535)となっていますが、現行の4002レの発車時刻を5時00分とし発着ホームを4番ホームから3番ホームに変更、そのあとの列車として二俣川始発の各駅停車1本(俣0512→横0530)を増発します。また現行の3002レの横浜到着時刻は現行より1分短縮され5時34分に変更されます。さらにいずみ野線内運転の4502レ(平日53運用・土曜休日53運用:い0450→俣0459)はいずみ野(SO-34)の発車時刻が3分繰り上げられて4時47分発に変更され、弥生台(SO-33)、緑園都市(SO-32)、南万騎が原(SO-31)の各駅の発車時刻も3分繰り上がります(い0447→俣0456)。これにより二俣川で本線の各駅停車(現行の4002レに該当する列車)に余裕を持って乗り継ぎができます。
土曜休日では横浜発の下り特急を1本増発します。現行ダイヤの2003レ(横0630→海0704:土曜休日57運用)を置き換える形で6時30分発で設定され、現行の2003レは6時31分発の快速湘南台(SO-37)行きに変更されます。従来の2003レを利用されていた方で、星川・鶴ヶ峰(SO-09)方面に行かれる方は改正後の6時31分発の快速をご利用ください。現行の2003レが6時30分発の特急に置き換えられ、後続の快速が湘南台行きに変更されるため、二俣川以西の特急通過駅(希望ヶ丘[SO-11]、三ツ境[SO-12]、瀬谷[SO-13]、相模大塚[SO-15]、さがみ野[SO-16]、かしわ台[SO-17]の各駅)を現行の2003レで行かれていた方は、改正後は6時30分発の特急に乗り、二俣川で接続する各駅停車(海老名[SO-18]行き)に乗り継いでください。なおこれ以外の変更はありません。