2018年11月14日

【自動放送更新】東日本旅客鉄道E233系3000番台に駅ナンバリング放送追加編成

2018年11月3日ころより、東日本旅客鉄道E233系3000番台宮ヤマU632編成(クハE233-3032以下10両:元高タカL16編成)の車内自動放送に変化が起こり、英語放送に駅ナンバリング放送が追加されています(東海道線内はJT、宇都宮線・高崎線内はJU、湘南新宿ライン内はJS)。同編成はROM更新されたものと思われます。11月10日時点ではこの編成のみの確認ができています。

▲車内の2段LED式旅客案内表示器のROM更新および車内自動放送の再更新で駅ナンバリングに対応したE233系3000番台宮ヤマU632編成。私が確認した限り東海道線内では駅ナンバリングの西端である大船(JT-07)を越えて藤沢(JT-08)以西でも駅ナンバリングをアナウンスするという珍しい現象が起きている。
▲車内2段LED式旅客案内表示器のROM更新に伴って駅ナンバリングに対応するようになった。駅停車前および駅停車中の表示も駅ナンバリング対応である。

この編成が現時点で唯一ROM更新が確認されており、駅ナンバリングアナウンス追加のほかに車内LED式旅客案内表示器の変化も確認できました。たとえば次の停車駅が茅ヶ崎(JT-10)の場合、ROM更新前は『次は 茅ヶ崎』→“Next Chigasaki”→『次は チガサキ』となりますが、ROM更新後は英語表記が“Next Chigasaki(JT-10)”と表示され、“(JT-10)”は“Chigasaki”の下部に追加されています。停車駅が近づくとROM更新前は『まもなく 茅ヶ崎』『こちら側のドアが開きます(反対側のドアが開きます)』となりますが、ROM更新後は『まもなく 茅ヶ崎』のあとに“Chigasaki(JT-10) soon”の表記が追加されたものとなっています。現時点では同編成のみですが、今後もこのようなROM更新車が増えることが予想されます。E231系1000番台でもROM更新車が出てくるかもしれませんね。なお宇都宮線・高崎線の大宮(JU-07, JS-24)以北では確認ができないため(JUのままでは駅ナンバリングが重複する駅が出てくるため)、駅ナンバリングは省略し、東海道線内の『隠れた駅ナンバリング』を含めた全21駅の駅ナンバリングを表記させていただくこととします。詳細は※おことわり※をご参照ください。

※おことわり※
東海道線では東京(JT-01)~大船間でのみ“JT”を付した駅ナンバリングが設定されていますが、E233系3000番台宮ヤマU632編成の場合は大船以西であっても駅ナンバリングのアナウンスが確認できたので、東海道線の各駅の駅ナンバリングは以下のように記述します。

熱海・・・JT-21(CA00は付番済み) 湯河原・・・JT-20 真鶴・・・JT-19 根府川・・・JT-18 早川・・・JT-17 小田原・・・JT-16 鴨宮・・・JT-15 国府津・・・JT-14 二宮・・・JT-13 大磯・・・JT-12 平塚・・・JT-11 茅ヶ崎・・・JT-10 辻堂・・・JT-09 藤沢・・・JT-08