2018年11月1日

【新展開】元東日本旅客鉄道205系3000番台宮ハエ85編成、富士急行に譲渡

2018年10月31日、元東日本旅客鉄道205系3000番台宮ハエ85編成(クハ205-3005以下4両)のうち3両が転用改造を終えて長野総合車両センターを出場し、中央本線大月まで甲種輸送されました。同車両は富士急行6000系として譲渡されるものと思われます。
▲元東日本旅客鉄道205系3000番台の宮ハエ85編成だった車両が解体処分かと思いきや、3両が富士急行へ譲渡。先頭車1両は運転台を切り取り、パンタグラフ2基に増設された元中間電動車に取付改造を行ったようである。現行の1000形を置き換えていくのだろうか。

今回出場した車両は元クハ204-3005、元モハ204-3005、元モハ205-3005を改造した3両で、パンタグラフが2基に増設されている元モハ205-3005には元クハ205-3005から移設されたものと思われる運転台が取り付けられています。前照灯はLED化されており、種別行先案内表示器はフルカラーLED式に変更されているものと思われます(改造前は前面部がLED式、側面部が幕式だったため統一をはかったか)。半自動ドアスイッチや前面のスカートは存置されているほか、車外スピーカーが新たに設置されているようです。富士急行に205系が譲渡されるのは埼京線・川越線向けだった元宮ハエ28編成以来となります。