2024年3月7日

【続々旅立つE217系】東日本旅客鉄道E217系都クラY-14編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2024年3月6日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-14編成(クハE217-14以下11両)が新潟車両センター所属のEF64形1032号機に牽引され所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系都クラY-14編成がEF64形1032号機に導かれて帰らぬ旅へ。この配給輸送は日中時間帯に行われた。なおE217系の残存編成ではグリーン車料金改定に伴ってグリーン券購入に関する自動放送案内が省略されている。

今回の配給輸送については夜間帯ではなく日中時間帯に運転されました。基本編成または付属編成2本の廃車の場合は長野総合車両センターへの配給輸送、付属編成単独のみの廃車の場合は東京総合車両センターへの自走回送(ドアステッカー類の撤去)で行われているようです。今回配給輸送された都クラY-14編成は1996年度に製造されており、約28年間の活躍となりました。なお同系列の残存編成ではグリーン車の料金改定に伴い、グリーン券購入に関連する放送が同系列やE235系1000番台に限らず、グリーン車を組み込むE231系1000番台やE233系3000番台、E531系0番台でも徐々に省略されています。