2024年3月27日、小田急電鉄大野総合車両所に入場していた8000形8051F(4両固定編成・2007年度リニューアル車)が重要部検査を通して出場し、小田原線で試運転を行いました。検査入場前の時点では8252F(6両固定編成)と組んでいたため、運用復帰となる時の相方の車両形式が注目されます。
▲8000形4両固定編成で登場から40年の最古参トップナンバー、8051Fが大野総合車両所を無事に検査出場し、きれいな姿となった。同編成は2008年にリニューアルされてから約16年が経過しているものの、今後の行方が気になるところである。
▲8000形6両固定編成で単独となっているのは8252F・8257F・8260Fだ。検査出場した8051Fが10両を組む場合、同一形式で組むとなると8252Fとのペアに戻るのか、それとも別の編成となるかどうか。はたまた3000形1次車・2次車と組むと場合、番号の末尾を揃える法則からすると1次車の3251Fと組む可能性はあるのだろうか。
8000形8051Fは検査入場前まで8252Fと組んでいましたので、10両を組む際の相方となる車両形式が注目されます。有力なのは8252Fとのペアに戻ることでしょうか。それとも別の編成・別の形式となるのでしょうか。8000形は8061F以来、廃車の動きは出ていませんが、2024年度から西武鉄道国分寺線向けにサステナ車両として譲渡されることとなっていますので引き続き動向が注目される形式になりそうです。喜多見検車区構内に留置中の8261Fではまた譲渡に向けた改造工事がなされている様子はありませんでしたが(3月9日乗車の特別団体専用列車車内から確認した限りですが)、2024年度にどのような動きを見せるのでしょうか。
【8000形の在籍状況】※2024年3月27日現在 全体…18編成90両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…9編成(36両)
8051F・8053F・8057F・8058F・8059F・8063F・8064F・8065F・8066F
廃車済…7編成(28両)
8052F・8054F・8055F・8056F・8060F・8061F・8062F
《6両固定編成》
運用中…9編成(54両)
8252F・8253F・8257F・8258F・8260F・8262F・8263F・8265F・8266F
離脱中…1編成( 6両) ※喜多見検車区構内に留置中
8261F
廃車済…6編成(36両)
8251F・8254F・8255F・8256F・8259F・8264F