2024年3月16日のダイヤ改正より、東日本旅客鉄道E233系5000番台の分割可能編成の6両固定編成に外房線内完結運用が登場し、早朝夜間の限定ですが6両固定編成が単独で千葉(JO-28,JB-39)~蘇我間にも入線する光景が見られます。なお4両固定編成の東金線完結運用と、10両固定編成の内房線内完結運用はダイヤ改正後も維持されています。
▲平日・土曜休日ダイヤで通勤快速・快速から各駅停車に格下げされた外房線上総一ノ宮・東金線成東発着の分割運用に必ずこのE233系5000番台の分割可能編成が充当される(写真は都ケヨ552編成+都ケヨF52編成・都ケヨ553編成+都ケヨF53編成)。それの前後の列車で線内完結運用があるので注目してほしい。
E233系5000番台分割可能編成が必ず充当される運用は、今回のダイヤ改正以降平日・土曜休日ともに83・85運用の2運用ですが、状況によっては固定2運用と別の運用を予備で余った分割可能編成で代走運用する場合があります。ちなみに、京葉線車両の夜間帯の東金線完結運用・内房線内完結運用は平日・土曜休日ともに前者が83運用に充当の4両固定編成、後者が07運用に充当の10両固定編成が使用されます。後者では209系500番台都ケヨ34編成が入る場合もあります。一方新たに登場した外房線内完結運用はE233系5000番台6両固定編成がこれまで乗り入れていた上総一ノ宮~勝浦間に入線しなくなったために、上総一ノ宮発着の列車を中心に用させるものです。当該運用は1220M列車(一2040→千2130)・1223M列車(一2246←千2155)・1228M列車(一2257→千2343)・1233M列車(茂2424←千2346・83運用)、早朝の 225M列車(一0644←千0555・85運用)となっています。特に1228M列車(一2257→千2343)は上総一ノ宮→鎌取間の各駅の上り終電となっています。千葉で内房線完結運用(千葉~木更津・君津間往復)が含まれる07運用と並ぶことがありそうですね。