2024年3月27日

【ホームドア設置間近】小田急電鉄相模大野(OH28)で一部ロマンスカーの停車位置の変更で乗車の際は要注意!

2023年11月3日から小田急電鉄小田原線・江ノ島線相模大野(OH28)の1番ホーム発着の6両固定編成、2番ホーム・3番ホーム発着の6両固定編成・8両固定編成で運転される通勤形電車の停止位置が変更されましたが、2024年3月27日からは一部の特急ロマンスカーの停止位置が変更されました。まもなくホームドア本体の設置工事が行われるものと思われます。
▲停止位置変更前の相模大野2番ホームに停車中のロマンスカー“MSE”60000形60253F。ロマンスカーでも10両以下で運転の各列車の停止位置がホームドアに合わせてすべて小田原(OH47)寄りに変更された。相模大野の上り方の階段を降りると列車の先頭部分が見えない場合がある。同駅から10両以外のロマンスカーを利用する方は細心の注意が必要だ。
▲町田(OH27)に設置されたホームドア。相模大野・海老名(OH32)に設置予定のホームドアも本厚木(OH34)と同じタイプになるものと予想できる。

相模大野の列車停車位置の変更は昨年11月に8000形6両単独、2000形、3000形(10両固定編成および1000形4両固定編成と連結した編成を除く)で運転の全列車で上りの4番ホームを除く各ホームで実施されましたが、今回はロマンスカーでも変更が実施され、通勤形電車とは異なり、10両以下の列車ではすべて小田原寄りに停止するようになっています。すなわち全区間で6両で運転される列車の場合は上り方の4両分には停車しません。特急『ふじさん』の全列車と、6両・7両で運転される『モーニングウェイ』『さがみ』『はこね』『えのしま』『ホームウェイ』が対象となります。さらに相模大野のエスカレーターが設置されている新宿(OH01)寄りの階段を降りるとロマンスカーの先頭車が見えているか見えていないかぐらいの場所に停車していることがありますので、できる限りエスカレーターのない小田原寄りの階段を使うようにしましょう。ただし『はこね・えのしま』および『メトロはこね・メトロえのしま』のように分割併合がある列車は10両編成と同じ停車位置となるのでその限りではありません。以前の停止位置は昨年11月までの6両固定編成の停止位置とほぼ同じでした。