2024年3月11日

【歴代の直通車両が登場】『小田急線・千代田線相互直通運転開始記念45周年記念撮影会』が実施される

2024年3月10日、小田急電鉄海老名検車区で東京地下鉄千代田線との相互直通運転開始から45周年となったことを記念して『小田急線・千代田線相互直通運転開始記念45周年記念撮影会』が行われ、千代田線で運用していた車両・運用する車両が展示されました。
▲海老名検車区に並べられた千代田線で活躍する・活躍した車両。展示車両は左側からロマンスカー“MSE”60000形60252F、東京地下鉄16000系16114F、4000形4052F、1000形1097F(土曜休日E11運用充当編成)となった。当初はロマンスカーは36番構内留置線に入る予定だったが、まさかの展開で37番構内留置線に留置となってしまった。
▲1000形は10両固定編成ではあるが、製造当初から存在している10両固定編成(4編成)ではなく、リニューアル更新工事施工の際に誕生したまさかの大規模改造編成の1097Fである。このうち下り方の5両だけ、改造種車が元6両固定編成(元1255F)であったため、東京地下鉄千代田線に直通していたことがある。

展示車両は37番構内留置線にロマンスカー“MSE”60000形60252F、35番構内留置線に東京地下鉄16000系16114F、34番構内留置線に4000形4052F、33番構内留置線に1000形1097Fの陣容となりました。このうち1000形と4000形には特製のオリジナルヘッドマークが掲出されました。このうちロマンスカー“MSE”60000形60252Fは前日の9日に土曜休日N75運用に充当されていましたが、この時点ですでに60251Fとともに就役15周年ヘッドマークが撤去されましたので、わずか数日で限定復活となりました(イベント終了後に再び撤去済み)。また1000形は箱根登山鉄道専任の4両固定編成ではなく10両固定編成が使用されましたが、製造当初から存在する10両固定編成(1091F1092F1093F1094F)ではなく、元4両固定編成と元6両固定編成を改造して中間に入る両先頭車2両を元8両固定編成の付随車2両で置き換えた1097Fということで、ちょっと想定外でした。ちなみに1097Fは上り方3両が元4両固定編成(元1055F)、下り方5両が元6両固定編成(元1255F)、中間2両は元8両固定編成(元1081F)から改造されており、下り方の5両がかつて千代田線に直通していたことのある車両になります。

なお『ベイリゾート』『メトロはこね』を表示したロマンスカー“MSE”60000形60252Fを展示する関係で、所定では同形式の運用である土曜休日N75運用は昨日9日に特別団体専用列車に使用されたロマンスカー“EXE”30000形30257Fが代走しました。