2024年3月30日

【とある法則で実現】小田急電鉄3000形ワイドドア車1次車、8000形4両固定編成との連結で久々の新宿(OH01)乗り入れ

2024年3月25日の1505レ(平日E35運用)より、小田急電鉄8000形8064F(4両固定編成)と3000形3254F(日本車両製造1次車・6両固定編成)が連結されて運用されています。8000形4両固定編成と3000形1次車・2次車の10両編成は現時点で2組となっています。
▲久しぶりに組成された8000形8064Fと3000形3254F。8000形の廃車の進行で残る編成(特にそれぞれの相方を失った編成)同士で中心に組むようになって以降、8000形4両+3000形1次車・2次車の組成を見る機会が減少していた。

現在の8000形4両固定編成と3000形1次車・2次車の10両編成は8057F+3257Fと今回組成された8064F+3254Fのペアであり、前者のペアはもともと同一形式・同一番号で組まれる8057F+8257Fのペアでしたが何らかの都合で8257Fが単独となったため、可能な限り同一番号で揃えることを考慮して8057Fの相方が8257Fから3257Fになったものと思われます。3257Fは旧東急車輛製造2次車なので、ワイドドア車ではありません。しかし後者はもともと8064F+8252Fのペアから変更され、この組成の変更は8051Fの重要部検査の施工と絡んでいるものと思われます。このため8051Fの出場前後まで8064Fは一時的に8051Fの代役を務めていたことになります。8064Fが単独となった際に大野総合車両所に留置されていた3254Fが相方に選ばれたのです。ちなみに3254Fは日本車両製造1次車のワイドドア車です。3000形ワイドドア車の新宿(OH01)乗り入れは久しぶりのこととなります。

運用復帰が近い8051Fの相方は入場前に組んでいた8252Fに戻るでしょうか。もし仮に3000形と組成されるとなれば相方は3251Fになるものと予想されます。8051Fは同一形式の同一番号で組むときにすでに廃車除籍処分済みの8055Fとともに3000形1次車・2次車が定番となっていましたね。