2024年3月11日

【抜きつ抜かれつ並走も】『2つのEXEが競演!ロマンスカーEXE・EXEα 夢の追いかけっこリレー』開催される

2024年3月9日、小田急電鉄ロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形の2編成を使用する特別団体専用列車『2つのEXEが競演!ロマンスカーEXEEXEα 夢の追いかけっこリレー』が開催され、30053F+30253F30057F+30257Fが使用されました。
▲前半はがっつりコース、後半はライトコースの参加者を乗せたロマンスカー“EXEα”30000形30053F+30253F
▲前半はライトコース、後半はがっつりコースの参加者を乗せたロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257F。予備編成であったため、海老名検車区から直接回送された。
▲撮影会で並べられた両者。写真左側の30053F+30253Fは土曜休日N44N64運用の予定であったため、早朝から送り込みで新宿(OH01)まで回送して折り返し、経堂(OH11)から充当となった。30057F+30257Fは予備留置編成に相当するため、海老名検車区から直接送り込まれ充当された。
▲ロマンスカー同士の乗り継ぎ駅になった相武台前(OH30)。通常ではロマンスカーどころか急行も停車しない(通勤準急以下停車駅である)。写真右側の30057F+30257Fが停車中には5000形5055Fの『もころん号』が3120レ(土曜休日E21運用)で通過するシーンもあった。

私は今回このイベントにがっつりコースで参加させていただきました。当編成となった30053F+30253Fは前半はがっつりコースを担当し喜多見検車区に入線したほか、30057F+30257Fは前半はライトコースを担当しました。並走は喜多見(OH15)付近から和泉多摩川(OH17)付近まで行われ、追い抜きは和泉多摩川、向ケ丘遊園(OH19)、新百合ヶ丘(OH23)、町田(OH27)で実施されました。定期列車の待避もあるため、停車時間が長めにとられました。相武台前では乗車編成が入れ替わりとなり、がっつりコースを担当していた30053F+30253Fがライトコース、ライトコースを担当していた30057F+30257Fが後半はがっつりコースを担当することとなりました。海老名検車区にいったん入線した際には同形式が搭載している車内チャイム4種類が流れ、『スーパーはこね』でのみ流れるチャイム、『スーパーはこね』以外のすべての列車で流れる通常の車内チャイム、通常使用されることがない車内チャイム、東日本旅客鉄道の在来線特急列車などで使われるものとほぼ同じ車内チャイムが聞けました。秦野(OH39)では同時発車が見られ、ライトコース担当の30053F+30253Fは2番ホームから下りへ、がっつりコース担当の30057F+30257Fは1番ホームから上りへ発車していきました。なお座席の向きは上り運転区間であっても下り向きのままとされ、いかにも特別団体専用列車らしい光景となりました。なおライトコースは新松田(OH41)までとなっていたため、30053F+30253Fは参加者を降ろした後に海老名検車区に回送されたものと思われます。

がっつりコース参加者に限り撮影会も開催され、30053F+30253F30057F+30257Fが並べられ、いずれも『特別団体専用』のままとなりました。この撮影会終了後に構内入換が行われ、30053F+30253Fは土曜休日N44N64運用に充当されました。

運転経路予測
30053F+30253F…(がっつり)経堂1番ホーム→成城学園前(OH14)→喜多見検車区→(急行線経由)→相武台前2番ホーム→(ライト)伊勢原(OH36)または秦野(OH39)1番ホーム→海老名検車区→新松田2番ホーム
30057F+30257F…(ライト)経堂3番ホーム→新宿(地下ホーム)→(緩行線経由)→相武台前→(がっつり)本厚木(OH34)→引き上げ線→海老名検車区→秦野1番ホーム→海老名3番ホーム