2024年3月16日

【新たな定期運用に】東日本旅客鉄道E259系、255系に代わって特急『しおさい』運用を開始

2024年3月16日のダイヤ改正より、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター本所所属のE259系が新たに特急『しおさい』で定期営業運転を開始しました。この前日まで255系がほとんどの列車に充当されていました。特急『しおさい』は平日運転の総武本線佐倉(JO-33)発着1往復(4号・11号)がE257系500番台である以外はすべてE259系で運転されます。
▲2009年の登場から特急『成田エクスプレス』専任で定期運用されているE259系が新たに特急『しおさい』への充当を開始した。同系列は特急『成田エクスプレス』専属でなくなることから2代目塗装へのリニューアルと飛行機マークの撤去作業が行われていた。
▲2024年3月15日をもって定期営業運転を終了した255系だが、ダイヤ改正後は代走扱いで一部の特急『わかしお』『さざなみ』で運用があるほか、房総方面への臨時特急列車として登板する機会はありそうだ。

2009年に登場した2代目『成田エクスプレス』向けの特急形車両として登場したE259系は、一貫して特急『成田エクスプレス』で運用されてきましたが、2024年3月16日のダイヤ改正では房総特急を支えた255系が定期営業運転を終了し一部『わかしお』『さざなみ』の運用に限定することから、同系列に代わって総武本線特急『しおさい』(東京(JO-19)~銚子間)のほぼすべての定期列車にE259系を投入し、特急『わかしお』・『さざなみ』の全定期列車をE257系500番台の単独5両編成で運転する予定でした。ですが、全席指定席に慣れるまでは255系も一部列車で使用されることとなり、。またこれらの3列車に設定されていた自由席を廃止して全車指定席(ただし座席未指定券で空席に着席可能だが指定席特急券を有する乗客が現れたらその席を譲ること)に変更し、特急料金の体系が変更されました。