2024年3月30日

【配給輸送のペースが早い】東日本旅客鉄道205系1100番台都ナハT11編成と都ナハT13編成が配給輸送される

2024年3月29日、東日本旅客鉄道鶴見線で活躍した205系1100番台都ナハT11編成(クハ205-1101+モハ205-26+クモハ204-1101)と都ナハT13編成(クハ205-1103+モハ205-35+クモハ204-1103)が疎開先の国府津車両センターから新潟車両センター所属のEF81形141号機に牽引され郡山総合車両センターに配給輸送されました。廃車解体処分とみられます。
▲205系1100番台都ナハT11編成都ナハT13編成が郡山総合車両センターへと旅立った。前回の都ナハT12編成都ナハT16編成の配給輸送からわずか3日で都ナハT11編成都ナハT13編成の配給輸送であるので、205系1100番台が早くも完全消滅間近となっている。

鶴見線の205系1100番台の廃車は都ナハT12編成都ナハT16編成以来で5編成目・6編成目ですが、両編成の配給輸送からわずか3日後に実施されたとあって、配給輸送のペースが異常に早いことが分かります。なお解体作業の本格的な実施までは郡山総合車両センター構内で留置されるものと思われます。残る編成は全体の3分の1の3編成(9両)となりました。今回のこのペアは国府津車両センターへの疎開留置の際とは異なっており、都ナハT11編成とともに疎開されたのは都ナハT19編成となっていました。1100番台同士の2編成ずつの配給輸送はあと1回分あります。最後の1編成は国府津車両センターに疎開留置中の南武線支線向けの205系1000番台2編成(4両)と配給輸送が一緒になる可能性があり得ます。

【205系1100番台在籍状況】※2024年3月29日現在
《疎開中》T15T17T19 《廃車済》T11T12T13T14T16T18