2024年3月21日

【直通運転先を旅するデザイン】相模鉄道11000系11004Fの『11代目そうにゃんトレイン』が運転を開始

2024年3月21日より相模鉄道の広報キャラクター『そうにゃん』をラッピングした11000系11004Fの『11代目そうにゃんトレイン』が7707レ2137レ(平日67運用)より運転を開始しました。なお運用範囲は本線といずみ野線のみとなり、通常ダイヤでは新横浜線での運用はありません。
▲『11代目そうにゃんトレイン』となった11000系11004F。先日まで『10代目そうにゃんトレイン』を担当した11001Fから金色のそうにゃんの形のつり革や、そうにゃんが描かれた3人掛けの座席モケットなどが受け継がれた。これまで偶数代の『そうにゃんトレイン』に起用された11004Fが奇数代を担当するのは初めてのこととなる。
▲『10代目そうにゃんトレイン』を担当した11000系11001F。歴代の『そうにゃんトレイン』では11003F11004Fが交互に担当してきたことから、11001Fの起用はいい意味で想定外であった。

『10代目そうにゃんトレイン』では奇数号車で11003Fが担当した過去奇数代のそうにゃんトレインのデザイン、10号車以外の偶数号車で11004Fが担当した過去偶数代のそうにゃんトレインのデザイン、10号車は今回該当となる11001Fが担当したそうにゃんトレインのデザインがちりばめられ、各号車ごとに2014年度から運転されてきた『そうにゃんトレイン』の歴史を1編成で感じ取れるものとなっており、当該編成の運用は随時ホームページで公表されていました。今回の『11代目そうにゃんトレイン』は2019年から東日本旅客鉄道埼京線、2023年から東急電鉄新横浜線経由で目黒線・東横線などと相互直通運転を行うようになったことから、そうにゃんが相互直通運転先路線を旅するデザインとなっており、クハ11004は20000系電車を使って埼玉県の小江戸・川越市方面へ、クハ11904は12000系電車を使って東京都豊島区方面へ出かけるそうにゃんがデザインされています。そうにゃんのつり革や座席モケットは10代目から流用されています。約1年間の運転を予定しており、『11代目そうにゃんトレイン』についてもホームページで運用が公表される見通しです(列車番号や運用番号は時刻表(PDF)に記載されており、確認できます)。