2022年8月9日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1254F(ノーマルドア・6両固定編成)のうちデハ1304・サハ1354が8月24日に車体を分割され、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲廃車除籍処分となった1000形1254Fのデハ1304・サハ1354が大野総合車両所から北館林荷扱所へ旅立つ。このうちサハ1354は子育て応援車両として設定されていたため、子育て応援車両としての廃車はサハ1353に続いて2両目だ。
このうちサハ1354は子育て応援車両として設定されていたため、同形式の子育て応援車両は2両目の廃車となります。6両固定編成として同形式ワイドドア車から通算すると8編成目の廃車ですが、ノーマルドア車両の6両固定編成は2編成目となります。この次はデハ1404とクハ1454の陸送を残しています。また最後の非リニューアル車の2編成もさよならイベントをもって廃車となることが予想されるため、1000形の廃車除籍処分に伴う北館林荷扱所への陸送は少なくとも残り6回(基本的に2両ずつ陸送)となりますが、車番を隠されたまま留置中の1062F(4両固定編成)の今後も気になるところですね。その編成を差し置いて他の編成が先に旅立っていますから…。
【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年8月24日現在 合計108両/全体196両(休車中を除く・非リニューアル車10両)
※青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
※青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
※下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)
*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
内訳…1057F・1058F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
*6両固定編成…1編成(6両)
内訳…1251F
内訳…1251F
*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。
*休車中(廃車予定)…4両
内訳…1062F
*廃車済…84両 ※廃車予定、搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計76両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1254F(クハ1254・デハ1204・デハ1304・サハ1354・デハ1404・クハ1454)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)
【車両単体で廃車】 合計8両
クハ1155(元1055F)・クハ1255(元1255F)
クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481(元1081F)