2022年7月30日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センターに所属するE217系横クラY-30編成(クハE217-30以下11両)と横クラY-132編成(クハE217-2032以下4両)が所属先から東海道線湯河原(JT-20)に疎開回送されました。E217系の疎開回送は久しぶりのこととなります。
▲E217系横クラY-30編成・横クラY-132編成が久しぶりに東海道線を自走回送し、神奈川県最南端の駅に疎開留置された。ドアステッカーは完全撤去されていないため、一時疎開になりそうだ。
▲E235系1000番台は基本編成が19編成、付属編成が16編成登場している。基本編成はもう間もなく20本目に到達するため、その留置スペース確保の思惑もありそう?
ドアステッカー自体は撤去されていないことから、一時的な疎開と思われますが、E235系1000番台のコストカット仕様の増備が進んでいることから、車両留置スペースの確保の思惑もありそうです。次の廃車が基本編成になるか付属編成になるかは分かりませんが、E217系よりも長らく活躍した系列の廃車などもあるため、すぐに廃車のための配給輸送ができない事情もありそうです。E235系1000番台の運用は一部固定されているものがあるので、それ以外の運用でE217系の記録をとるようにしましょう。