2022年8月8日

【北関東へ旅立ち】小田急電鉄1000形1253F(ノーマルドア・6両固定編成)のデハ1303・サハ1353が北館林荷扱所に陸送される

2022年7月26日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1253F(ノーマルドア・6両固定編成)のうち中間のデハ1303・サハ1353が8月8日に車体を分割され大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。▲廃車除籍処分となった1000形1253Fのデハ1303・サハ1353が大野総合車両所から北館林荷扱所へ旅立つ。同形式ワイドドア車に『子育て応援車両』が設定されなかったため、今回のサハ1353が『子育て応援車』として初の廃車車両になった。

このうち3号車のサハ1353は子育て応援車両として初の廃車車両となりました。子育て応援車両のステッカーはそのまま残されていました。これは1000形・8000形4両固定編成と1000形ワイドドア車には子育て応援車両が設定されなかったことや、4両固定編成の廃車がレーティッシュカラー(子育て応援車両の設定対象外)であったこと、同形式ノーマルドア車両では昨年の1051F(4両固定編成)以来の廃車であること、2022年3月のダイヤ修正で順次設定された子育て応援車両の設定後の子育て応援車両自体の廃車が初めてであったためです。最後はデハ1403とクハ1453の陸送を待つのみとなっています。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年8月8日現在 合計114両/全体196両
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…2編成(12両)
内訳…1251F1254F

*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*休車中(廃車予定)…4両
内訳…1062F

*廃車済…78両 ※廃車予定、搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計70両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】 合計8両
クハ1155(元1055F)・クハ1255(元1255F)
クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481(元1081F)