2022年8月25日

【205系日光色は初】東日本旅客鉄道205系600番台宮ヤマY5編成・宮ヤマY10編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2022年8月24日、東日本旅客鉄道宇都宮線小山~黒磯間と日光線で運用されていた小山車両センター所属の205系600番台宮ヤマY5編成(クハ205-605以下4両)と宮ヤマY10編成(クハ205-610以下4両)が所属先から長野総合車両センターへ配給輸送されました。
▲205系600番台の湘南色メルヘン顔の宮ヤマY5編成、日光色メルヘン顔の宮ヤマY10編成がついに帰らぬ旅へ。このうち日光色の同系列(写真)の廃車除籍に伴う配給輸送は初めてだ。

EF64形1031号機の牽引で配給輸送された宮ヤマY5編成・宮ヤマY10編成は廃車解体処分になるものと思われます。205系600番台の廃車はこれで5編成(20両)/12編成(48両)となります。なおこれまで205系600番台の廃車に伴う配給輸送では最初の1編成が湘南色原型である以外は湘南色メルヘン顔となっていましたが、日光色メルヘン顔での廃車は初めてのこととなります。この系列の日光色は宮ヤマY2編成・宮ヤマY3編成(『いろは』)・宮ヤマY6編成・宮ヤマY10編成の4編成16両のみでしたが、宮ヤマY3編成がジョイフルトレイン『いろは』へ改造されたことにより、日光色の205系は実質3編成12両のみとなっていました。同系列を並べた撮影会が控えているため、日光色の同系列では宮ヤマY2編成または宮ヤマY6編成のいずれかが使用されるものと思われます。