2022年8月18日、東京地下鉄半蔵門線で活躍していた8000系8113Fが所属先の鷺沼検車区から北館林荷扱所へ列車番号49S表示で自走回送されました。同編成は廃車除籍処分になるものと思われます。これで8000系の廃車は8112F以来で通算7編成目となります。
▲廃車除籍処分のため北館林荷扱所へ自走回送された8000系8113F。フルカラーLED式での同系列の廃車は2編成目である。
同系列がフルカラーLED式の編成に統一されてからは8112F以来、2編成目の廃車除籍処分となります。同編成は修繕工事を受けた際に車内案内表示器が長方形のパッとビジョンタイプのLCD式旅客案内表示器を搭載していました。パッとビジョンを搭載する編成の廃車は実に車外の種別行先案内表示器がフルカラーLED式から3色LED式に戻されていた8103F以来のこととなります。これで8000系の廃車除籍は通算7編成目(残り12編成)となります。なお前回の8112Fでは列車番号のアルファベットミスがありましたが、今回はありませんでした。今回の8113Fは18000系18108Fの営業運転投入に伴って置き換えられたものとみられます。
【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2022年8月19日現在
《現役》10両12編成(120両)
…8101F・8102F・8104F・8105F・8106F・8109F・8110F・8114F・8115F・8116F・8118F・8119F
《廃車》10両 7編成( 70両)
…8103F・8107F・8108F・8111F・8112F・8113F・8117F