2022年8月12日

【まさかのラストナンバーから】東日本旅客鉄道E233系2000番台の前照灯がLED式に交換された編成が登場

2022年8月10日の403K列車(我0504←松0443・平日03K運用)より、東日本旅客鉄道松戸車両センター所属のE233系2000番台東マト19編成(クハE233-2019以下10両)の前照灯がシールドビームからLEDタイプに変更され運用されています。
▲E233系2000番台の就役から約13年、ついに前照灯がシールドビームからLEDタイプへと交換された編成が登場。写真は前照灯が最初に交換された東マト19編成である。同編成は2017年3月に総合車両製作所横浜事業所にて製造された増備車であり、シールドビームでの営業運転は約5年3ヶ月ほどだった。

E233系2000番台の前照灯交換はこの編成が初めてのこととなります。この区分番台は東京地下鉄千代田線にも乗り入れる関係で他番台とは前面形状が異なっており、前照灯はHIDではなくシールドビームとなり、窓下配置に変更されています。同系列の他番台の一部編成では前照灯がHID式からLED式に変更されていますので、2000番台ではおそらく初めての交換となります。同編成は9日の821K列車(松0904←上0812・平日21K運用)で運用後に松戸車両センターに入庫していますので、そのあとに前照灯の交換作業が実施されたものと思われます。この前照灯交換が残る18編成に普及するかどうか注目されます。なお東マト19編成は編成番号札が撤去されていない(車内LCD式旅客案内表示器の真横に車内防犯カメラがない)ため、ワンマン運転対応車両にはなっていません。