2022年8月19日

【いよいよ消える“悲鳴”】京浜急行電鉄新1000形1041編成(8両固定編成)が東洋電機製IGBT素子に機器更新される

2022年8月18日、京浜急行電鉄ファインテック久里浜事業所に検査入場していた新1000形1041編成(3次車・8両固定編成)が出場し、試運転を実施しました。同形式の車体更新工事は今年度は4両固定編成のみの施工なので、制御装置更新工事のみが施工されました。
▲新1000形3次車の1041編成の制御装置がシーメンス製IGBT素子から東洋電機製IGBT素子に更新された。この編成の機器更新出場により8両固定編成でシーメンス製の制御装置を搭載するのはイエローハッピートレインの1057編成のみとなる。

今年度の事業計画ではシーメンス製IGBT素子で残る新1000形4編成24両に対して制御装置更新工事が施工されることとなっており、8両固定編成は基本的に制御装置更新工事のみ施工となっています。今年2月に検査出場した1445編成は制御装置の更新工事と車体更新工事を実施するためにすでに入場しており、シーメンス製IGBT素子を搭載する編成は4両固定編成では消滅していますので、最終的に1057編成のみとなります。1057編成はイエローハッピートレインとして運転されており、当該編成の運用はホームページで公表されていますのでそれを調べて狙うことができます。1057編成もいつ入場してもおかしくないと思いますので早めに録音をするようにしましょう。