2022年8月27日、小田急電鉄4000形4062Fが大野総合車両所構内で車内照明を蛍光灯からLEDタイプに交換したことが確認されました。留置期間中に車内照明をすべて交換したものと思われます。これで同形式の車内照明が蛍光灯のままの編成は4063F・4064Fのみです。
▲車内照明が就役当初から蛍光灯だった4000形4062F。大野総合車両所構内でついに照明がLEDタイプへと交換された。これで蛍光灯のまま残る同形式は4063F・4064Fの2編成である。これらの編成が大野総合車両所に入庫した際は車内照明の交換が実施される可能性が十分にありそうだ。
▲2011年度までに製造された同形式14編成で進む車内照明のLEDタイプへの交換もいよいよ4063F・4064Fを残すのみ。新製当初から調光機能を持つ東芝ライテック製のLED照明の4065F・4066Fのものとは異なる。
同形式の車内照明は大野総合車両所で順次交換が実施されており、これまでに4063F・4064Fを除く12編成(120両、4065F・4066Fを除く)でLEDタイプへの交換が確認されています。優先席付近は暖色、それ以外は白色で、新製当初からLED照明の4065F・4066Fと同じ色に合わせられていますね。これまでに3000形の3次車以降(10次車を除く)や8000形8065F+8265Fで交換が進められてきましたが(リニューアル更新工事とともにLED照明となった一部編成を除く)、4000形では残り10両2編成までになりました。3000形や8000形で車内照明を交換するとなると、大野総合車両所構内で予備留置となった場合にのみ可能性がありそうです。ただし1000形では非リニューアル車両2編成がすべて引退すると全14編成(4両固定編成・10両固定編成がともに7編成ずつ)の照明がLEDタイプとなります。
【4000形の車内照明LED化状況】2022年8月27日現在
《蛍光灯のまま》4063F・4064F
《LED照明交換》4051F・4052F・4053F・4054F・4055F・4056F・4057F・4058F・4059F・4060F・4061F・4062F
《新製当初から》4065F・4066F