2022年5月11日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系横クラY-16編成(クハE217-16以下11両)がEF64形1030号機に牽引され、所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系横クラY-16編成がEF64形1030号機に導かれ帰らぬ旅へ。E235系1000番台横クラF-14編成以降の増備再開後、初の廃車である。
これでE217系の廃車は基本編成14編成・付属編成13編成となり、同系列の廃車両数がついに200両を越えました。これまでにE235系1000番台横クラF-16編成までが新たに総合車両製作所新津事業所から所属先に配置された事情もあり、さらに基本編成に廃車が出ることが予想されます。これで残るE217系は11両37編成(407両)と4両33編成(132両)の合計539両となります。ただ今後の動きはE235系1000番台の横クラJ-14編成以降の付属編成がいまだに出場していないほか、次の基本編成分のグリーン車の出場状況次第ともなりそうです。
【E217系の在籍状況】※2022年5月11日現在
在籍両数(全体)…539両 廃車除籍(全体)…206両
基本編成(11両)…37編成(−1) 付属編成(4両)…33編成(±0)
廃車除籍(11両)…14編成(+1) 廃車除籍(4両)…13編成(±0)
【E235系1000番台の在籍状況】※2022年5月11日現在
在籍両数(全体)…228両
基本編成(11両)…16編成(±0) 付属編成(4両)…13編成(±0)
※現在製造中の車両は含まない