2013年3月9日にいすみ鉄道での営業運転を開始したキハ28-2346について、2022年5月20日に公式サイトで同年11月27日で定期営業運転を終了することが発表されました。いすみ鉄道に譲渡されてから約9年8ヶ月にわたる活躍に終止符が打たれる見通しです。
▲写真手前の車両がキハ28-2346。大原方に連結されている車両である。引退後は一体どんな運命を辿るのだろうか。
このキハ28-2346は西日本旅客鉄道から2010年に譲渡され、日本の鉄道では唯一稼働しているキハ58系といえます。引退理由としては車両維持に多額の費用がかかることや、走行用エンジンや冷房エンジンの部品確保が困難を極めることから、11月27日での定期営業運転終了となりました。なお定期営業運転終了後も2023年2月までは不定期運行を計画しているとのことです。引退後の処遇は今後決定になるということで、保存を含めた検討をお願いしたいところですね。