2022年5月26日

【同系列最後の赤帯車】東急電鉄8500系8631Fが長津田車両工場へ自走回送される

2022年5月25日、東急電鉄8500系8631Fが所属先の長津田検車区から長津田車両工場まで自走回送されました。車内広告は撤去されていませんでしたが、2020系のラストナンバーの2150Fが長津田検車区に搬入されたこともあり、廃車除籍処分になるものと思われます。
▲8500系で前面部が赤帯のオリジナルで残っていた8631Fが走り慣れた路線にお別れを告げ帰らぬ旅へ。なお廃車回送となる場合は車内広告が撤去されるのが通例だが、8631Fは撤去されていなかった。

この編成の最終運用は23日の平日44K運用の片道のみでした。これで8500系の赤帯車(オリジナル)は消滅し残るは青帯車で“Bunkamura号”の8637Fのみとなります。来年1月に引退と発表された8500系ですが、8631Fが先に撤退したことで、残り約半年間は8637Fの孤軍奮闘が続くことになりそうです。平日はラッシュ時中心の運用、ごくまれに日中運用されることもありました。土曜休日はほとんど運用されることはなく団体専用列車での運用が目立っていましたね。私が最後に8631Fを撮ったのは昨年10月ということで、同編成に掲出された2種類のヘッドマークを撮れなかったのが悔やまれます。残る8637Fについても基本的には土曜休日に運用される可能性は非常に低い(ほぼない)と考えておきましょう。