2022年5月25日から26日にかけて、東日本旅客鉄道185系0番台宮オオA5編成(クハ185-8以下10両)が所属先からEF64形1031号機の牽引で長野総合車両センターまで配給輸送されました。廃車解体処分になるものと思われます。
▲約2ヶ月ぶりの185系の廃車配給は0番台で基本編成の宮オオA5編成となった。これで残るグリーン車組み込みのA編成は宮オオA1編成・宮オオA7編成の2本に。団体専用列車に使用される宮オオB6編成以外は廃車配給の動き以外は確認されていない。
185系0番台の廃車解体処分に伴う配給輸送列車運転は宮オオC7編成以来ですが、A編成では昨夏の宮オオA8編成以来のこととなります。A編成は残り宮オオA1編成、宮オオA7編成のみとなりました。同編成の廃車で残る185系は0番台・200番台を合わせて10両2編成(A1・A7)、7両2編成(OM04・OM08)、6両1編成(B6)、5両3編成(C1・C2・C5)の合計55両/227両となりました。185系の廃車解体のタイミングが開いているのは2022年3月のダイヤ改正までに定期営業運転を終了した205系500番台、600番台やE235系1000番台への置き換えが進められているE217系の廃車解体に伴う配給輸送列車のタイミングも関係しているものと思われます。牽引機のEF64形も先が長いとは言えませんから…。
【185系0番台・200番台在籍状況】 ※2022年5月28日現在
全体=55両
《0番台》 在籍数=35両
[10両]A1・A7 [ 5両]C1・C2・C5
《200番台》 在籍数=20両
[ 7両]OM04・OM08 [ 6両]B6
★廃車済みの車両★
全体=172両
※単体で廃車のサハ185-7(C7)・サロ185形200番台(OM03・B2~B7)は車両数に含む
《0番台》 車両数=80両
[10両]A2・A3・A4・A5・A6・A8 [ 5両]C3・C4・C6 [ 4両]C7
《200番台》 車両数=92両
[ 8両]B2 [ 7両]OM01・OM02・OM05・OM06・OM07・OM09・B1
[ 6両]OM03・B3・B4・B5 [ 4両]B7
※宮オオB2編成はサロ185-204を抜き、宮オオB7編成の電動車1ユニット2両(ハイフン以下231)を連結して8両編成を組成し臨時列車で運用ののち廃車。
※宮オオC7編成は185系初の廃車となったサハ185-7を抜き、臨時列車で運用ののち廃車。
※宮オオOM07編成は宮オオOM06編成からサロ185-211と電動車1ユニット2両(ハイフン以下221)を連結しA編成と同じ10両編成を組成、上野東京ライン関連の試運転に使用後廃車。