2022年5月20日

【群馬に旅立ちへ】小田急電鉄1000形1754F(ワイドドア車6両固定編成)のクハ1754・デハ1704が北館林荷扱所へ陸送される

2022年5月20日、廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形ワイドドア車の最後の1本である1754F(6両固定編成)のうち、クハ1754・デハ1704が車体を分割され、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲1000形ワイドドア車の最後の旅立ちが始まり、クハ1754・デハ1704が大野総合車両所を去った。あと2回の陸送作業で同形式ワイドドア車の陸送が完了する。

3月12日に定期営業運転を終了してから約2ヶ月以上が経ち、ついに旅立ちの時を迎えました。ちなみに陸送された2両のうち、クハ1754は2014年6月に発生した相模大野(OH28)で脱線事故当該の3両のうちの1両でした。このあとデハ1804・サハ1854、デハ1904・クハ1954の順で陸送が進められ、5000形導入に伴う1000形ワイドドア車の廃車除籍は完了する見通しとなっています。ただ残るリニューアル対象外の1000形の置き換えのため、2022年度は5000形が3編成増備されることとなっており、6両固定編成で残る3本(1251F・1253F・1254F)とレーティッシュカラーの編成2本(1058F・1061F)が置き換えられるものと思われます。あとは長期間留置中(廃車除籍は確定)の1062Fの動きが読めません…。