2022年5月24日

【2020系列のラスト】東急電鉄2020系2150Fが総合車両製作所新津事業所を新製出場、甲種輸送される

2022年5月20日、総合車両製作所新津事業所で製造された2020系のラストナンバーとなる2150F(クハ2150+デハ2250+デハ2350+サハ2450+サハ2550+デハ2650+サハ2750+デハ2850+デハ2950+クハ2050)が所属先となる長津田検車区まで甲種輸送されました。この編成の導入で2020系列の製造はここで終了となります。
▲田園都市線の2020系のラストナンバー、2150Fがようやく長津田検車区へと配属される。これ以降は目黒線関連に移行するものとみたほうがいい。
▲8500系はこの8631Fが最初に置き換えられそうか。最後まで残っていたオリジナル編成である。

2020系列の導入はこの2150Fをもって終了となり、同系列全体では全35編成338両(2020系は30編成300両、6020系は2編成14両、3020系は3編成24両)が新製投入されたことになります。なお2020系の分は8500系(2020系投入前に在籍していた24編成)のほかに8090・8590系や元2000系(現在の9000・9020系)の置き換え分も含まれているため、結果的に30編成(300両)の導入となりました。2020系のうち2126F・2127Fの3号車であるデハ2326・デハ2327は6020系6121F・6122Fへの“Q SEAT”車両組み込みで余剰となった初代デハ6321・初代デハ6322から改造編入されています。なお3020系は当初から8両固定編成で登場しているほか、連続する付随車は8両固定編成になった3123Fを除き、現時点で予備車両となっています(のちに組み込まれる予定)。