2022年5月23日

【E257系波動輸送車が活躍】東日本旅客鉄道が夏の臨時列車運転の概要を発表

2022年5月20日、東日本旅客鉄道が2022年夏の臨時列車の運転概要を発表しました。首都圏エリアでは485系ジョイフルトレイン(華・リゾートやまどり)、E257系5000番台・5500番台が大活躍となりそうです。
▲E257系5500番台を使用する臨時特急は『あたみ』・『小田原・甲斐国』・『マリンアロー外房』・『谷川岳山開き』・『佐原夏まつり』・『富士回遊』があり、全席指定のため特急券を必要とする。同系列の臨時快速は指定席券を必要とする『ホリデー快速鎌倉』のみである。
▲E257系5000番台(写真は種車の0番台)を使用する臨時特急は『新宿さざなみ』・『伊東按針祭花火大会号』程度だが、『新宿さざなみ』はE257系500番台または255系での運転となる場合があるので注意が必要だ。

首都圏エリアの臨時列車はE257系5000番台・5500番台(宮オオ)を使用する列車が多くなり、種別も指定席券を必要とする『快速』から指定席特急券を必要とする『特急』となったものが多いです。485系のジョイフルトレインを使用する列車は高タカTG02編成の『華』がグリーン車指定席、高タカYD01編成の『リゾートやまどり』が普通車指定席となっており、グリーン料金も必要となります。さらにはE261系(宮オオ)の『サフィール踊り子』のほか、E653系1000番台水カツK70編成(クハE653-1008以下7両)を用いた臨時特急列車、285系(米トウ・海カキ)の単独運転による特急『サンライズ出雲』も設定されます。

今回の臨時列車で注目は山梨県方面への臨時列車ですね。485系ジョイフルトレインおよびE257系を使用する臨時快速・臨時特急ともに『甲斐国』を付する列車があり、各地から中央本線小淵沢(CO-51)までの列車が設定されるようです。『華』使用列車は臨時快速ですがそれ以外は臨時特急となるので気をつけましょう。しかもE257系5500番台を使用する列車では東海道線小田原(JT-16)発の『小田原・甲斐国』の設定があるため、どのような経路での運転となるのか注目です。小田原からだと貨物線経由での運転になるでしょうか。