2022年5月25日

【ワイドドア付随車消滅】小田急電鉄1000形1754F(ワイドドア車6両固定編成)のデハ1804・サハ1854が北館林荷扱所へ陸送される

2022年5月25日、廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形ワイドドア車の最後の1本である1754F(6両固定編成)のうち、デハ1804・サハ1854が車体を分割され、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲1000形ワイドドア車の中間車のみの陸送はこれが最後で、デハ1804・サハ1854が大野総合車両所から旅立った。子育て応援車両にならなかった3号車のサハ1854は元先頭車のため4号車寄りの旅客用扉がワイドドアではないことが分かる。

今回陸送された2両はいずれも2014年6月に発生した相模大野(OH28)で脱線事故当該の3両のうちの2両でした。これらの車両の陸送により残るは解体線に移動されたデハ1904・クハ1954となります。5000形導入に伴う1000形ワイドドア車の廃車除籍は次の陸送をもってすべて完了することになります。今回の廃車陸送で1000形ワイドドア車の付随車は完全に消滅しました。残るリニューアル対象外の1000形の動きが注目されますので早めに記録をしましょう。