2022年5月5日、東京地下鉄半蔵門線で活躍していた8000系8108Fが所属先の鷺沼検車区から北館林荷扱所へ列車番号49S表示で自走回送されました。廃車除籍処分のためと思われます。これで8000系の廃車は8103F以来で約6ヶ月ぶり、通算4編成目となります。
▲こどもの日に約半年ぶりの廃車除籍処分のため旅立った8000系8108F。17インチワイドの車内LCD式旅客案内表示器を搭載する同系列の廃車は初めてのことである。なおこの編成は種別行先案内表示器が3色LED式のままだった(写真は2012年5月撮影)。
▲種別行先案内表示器が3色LED式であるのは8117Fだけとなった。8108Fの次の廃車候補になるのではとみられているため、最優先で記録したい。
▲18000系は現時点で4編成40両にとどまっているが、今年度では増備が予想されている。
同編成は種別行先案内表示器がフルカラーLED化されることはありませんでしたが、B修繕工事の際に17インチワイドの車内LCD式旅客案内表示器が2画面設置されていましたので、これを搭載する編成の廃車除籍処分は初めてのことです(これまでの3編成はパッとビジョンタイプの車内LCD式旅客案内表示器の搭載編成だった)。これで8000系の廃車は4編成目(残り15編成)で、3色LED式で残っているのは8117Fのみということで動向が注目されています。今年度は18000系の増備がありますから、編成関係なしに記録しておきましょう。
【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2022年5月5日現在
《現役》10両15編成(150両)
…8101F・8102F・8104F~8106F・8109F・8110F・8112F~8119F
《廃車》10両 3編成( 40両)
…8103F・8107F・8108F・8111F
《橙・赤・緑LED》8117F
《フルカラーLED》8117F以外の全編成