2020年10月27日から30日にかけて、相模鉄道10000系10702F(10両固定編成)が制御装置の更新工事のため東日本旅客鉄道長野総合車両センターまで甲種輸送されました。
▲相模鉄道10000系10702F(10両固定編成)が10701Fに続いて制御装置更新のため相模貨物ターミナルから国鉄色のEF65形2096号機に導かれ、長野総合車両センターに入場した。
この編成は3代目塗装への変更に向けた準備段階として長野総合車両センターでの制御装置の更新工事に入るものと考えられます。10000系10702Fは10701Fの次に登場した10両固定編成であり、東日本旅客鉄道長野総合車両センターに入場する10000系はこれで2編成目となります。前回の10701Fでは制御装置を更新して2代目塗装のまま出場しましたが、制御装置確認などのため試運転は実施するものの営業運転にはつかず、そのあと3代目塗装となっています。このため10702Fも制御装置更新のあと来年度の3代目塗装への変更を想定した動きになるものと思われます。10000系で残る制御装置未更新の編成は8両固定編成(全5編成)と10両固定編成の10708Fのみとなります。今冬は録音のチャンスかもしれません。