2020年10月30日

【終電繰上でどうなる?】東日本旅客鉄道が2021年3月ダイヤ改正での終電繰り上げの詳細を発表

2020年10月21日に東日本旅客鉄道が発表した2021年3月実施のダイヤ改正で行われる首都圏エリアの終電繰り上げの詳細が判明しました。これは新型コロナウィルスの感染拡大の影響による終電間際の利用者減少および鉄道の保守整備の時間確保及びそれのスピードアップによるサービス向上を目的としたものと思われます。こうなると終電間際の種別行先に大きな影響が出そうですね。今回は路線別に記載します。

なお終電繰り上げは首都圏エリアの大半の17路線、初電繰り下げは5路線となっています。時間の繰り上げ・繰り下げの時間分数によってはこの先の乗り継ぎのダイヤも大きく変わる可能性があるので、2021年3月のダイヤ改正以降は初電(5路線)と終電間際での発着時刻と行先にご注意ください。ただし金曜日など土日祝日や連休に近い日などは“3密”を避けるために臨時列車を増発して運転する可能性があるので、その情報を頭に入れておけば、終電間際に賢く帰宅ができるかもしれません。

【山手線】
▲山手線で運用されるE235系0番台(東トウ・写真は43編成と49編成)。この系列は上野東京ライン開業に伴う運用数の変化でE231系500番台よりも2編成(22両)少ない50編成(550両)の導入だが、終電の繰り上げで運用数がさらに減って予備車が増えるかもしれない?

山手線の場合、外回りは全体的に約20分近い繰り上げが多く、特に若者の多い渋谷(JY-19)では約19分の繰り上げとなります。同駅外回りの時刻表基準で見ると現行ダイヤと比べると1本減ですが、来年3月以降は終電で最遠で池袋(JY-13)の各駅まで北上するには現行よりも約20分早く渋谷1番線ホームに辿り着いていないといけません。なおホームの拡幅工事などが進められている品川(JY-25)では終電で最遠でも五反田(JY-23)以北の各駅へと向かうには現行よりも約20分前に品川2番線ホームに辿り着いていないといけません。ただし大崎(JY-24)へは時刻繰り上げはありそうですが、最終池袋行きの後にも何本かはありそうです。

内回りは全体的に西半分の池袋・新宿・渋谷発で約20分の繰り上げですが、東半分の品川・東京(JY-01)・上野(JY-05)発では現行どおり(変更なし)となっています。ただし渋谷発基準で内回り終電を使って品川まで向かう場合は現行よりも約26分の繰り上げとなるので十分に注意してください。これは本来の品川行きの列車が2021年3月以降は池袋行きに短縮となるためであり、池袋から品川へ内回り列車で向かうには現行よりも約30分前程度に池袋6番線ホームに辿り着いていないといけません。

【京浜東北線・根岸線】
▲京浜東北線と根岸線で運用されるE233系1000番台(宮サイ)。この路線では終電繰り上げのほか初電の繰り下げが実施される。今後は初電・終電の時刻に細心の注意が必要だ。

京浜東北線では品川(JK-20)5番線ホーム発基準で掲載されている南行についてはばらつきがありますが、特に桜木町(JK-11)行きは現行よりも30分以上の繰り上げとなるほか、磯子(JK-06)行きでも現行よりも約25分の繰り上げとなります。南行の場合は最短で蒲田(JK-17)までであっても現行よりも約15分以上繰り上がるので注意しましょう。一方の北行では上野(JK-30)1番線ホーム発基準で赤羽(JK-38)~南浦和(JK-42)間が現行どおりである以外の区間では約20分前後の繰り上がりとなり、京浜東北線終電で浦和(JK-43)以北へ移動する場合は現行ダイヤよりも約25分早く、赤羽までの各駅の場合は現行ダイヤよりも約20分早くホームに辿り着いていないといけません。ただし京浜東北線と並走している宇都宮線・高崎線の各停車駅間のみを移動する場合はその限りではありません

またこの路線では初電の繰り下げも実施され、赤羽~東十条(JK-37)間のみ約12分、根岸線桜木町~大船(JK-01)間は僅か約3分の繰り下げとなっていますが、それでも早朝4時台からの運行であり、それ以外の区間はほぼ現行どおりになります。

【東海道線】
▲東海道線で運用されるE231系1000番台・E233系3000番台(いずれも横コツ)。終電間際では2015年の上野東京ライン開業以降数少なくなった東京(JT-01)・品川(JT-03)発着列車となっている(列車番号に“M”が入る)。

東海道線では下り最終列車の745M列車を基準に記載されており、途中の平塚(JT-11)までは現行どおりですが、主に同駅以西で時刻が繰り上がり、国府津(JT-14)では約7分、小田原(JT-16)では約15分繰り上がります。こうなると現行ダイヤの745M列車は小田原行きから平塚行きに短縮される可能性があるかもしれません。このため東京・品川から平塚以西に行くには現行よりも約20分程度早く両駅の東海道線下りホームに辿り着いていないといけません。

【横須賀線】
▲横須賀線で運用されるE217系(横クラ)。E235系1000番台が投入されるのは2021年3月の改正前後の可能性はありそう。現行ダイヤでは久里浜(JO-01)行き終電は東京(JO-19)発基準で逗子(JO-06)行き終電の2本前、大船(JO-09)行きの1本前に設定されている。

横須賀線では久里浜行きは2229S列車、逗子行きは2381S列車を基準に記載されており、大船までは現行どおりですが、同駅以遠は約20分ほど繰り上がります。横須賀線終電で大船以遠に向かう際には十分注意が必要です。東京発の横須賀線最終は最遠でも大船行きに短縮される可能性があるかもしれません(鎌倉車両センター入庫)。

【南武線】
▲南武線川崎(JN-01)~立川(JN-26)間で運用されるE233系8000番台・8500番台(横ナハ)。南武線では支線の終電時刻変更はないものの、本線側では一部区間を除いて全体的に約10分前後の繰り上がりとなる。

南武線の場合、稲城長沼(JN-18)→立川間のみ現行どおりである以外はほぼ全体的に約10分前後の繰り上がりとなり、立川発の上りは全区間で約10分の繰り上がりに対し川崎発の下り基準で登戸(JN-14)までは約15分程度の繰り上がりとなります。川崎から登戸へ終電で移動するには川崎5番線・6番線ホームに現行よりも約15分早く辿り着いていないといけません。

【横浜線】
▲横浜線で運用されるE233系6000番台(横クラ)。ほぼ全体的に時刻が繰り上がるが下りの八王子(JH-32)行きは現行どおりであるほか、上りの町田行きが約15分の繰り上がりである以外は僅か約3分の繰り上がりである。こうなると町田行きの終電は橋本止まりに短縮か。

横浜線の場合ほぼ全体的に時刻の繰り上がりがありますが、下りの八王子行きは現行どおりで橋本(JH-28)行きが全体的に約12分の繰り上がり、上りは八王子発の町田(JH-23)行きが約15分繰り上がる以外は僅か約3分の繰り上がりにとどまります。ただし最終の町田行きが橋本行きに短縮されることが予想されるため、橋本以南町田までの各駅へ終電で向かうには現行よりも約15分早く横浜線ホームに辿り着いていないといけません。

【中央線・青梅線】
▲中央線・青梅線で運用される209系1000番台とE233系0番台(写真)。こちらは現行どおりの五日市線を除き下り終電の繰り上がり幅が全区間で大きく、特に青梅線青梅(JC-62)以西(東京アドベンチャーライン)では約37分の繰り上がりとなる。

中央線・青梅線の場合、下りで全体的に終電の繰り上がり幅が大きく、中央線運用のメインである東京(JC-01)~高尾(JC-24)間で約30分の繰り上がりとなります。さらに先の大月(JC-32)までも約16分の繰り上がりですから、中央線沿線の方には影響が大きくなりそうです。青梅線では青梅までは約22分繰り上がりであるのに対し、同駅以西では約37分の繰り上がりとなります。しかもその列車は青梅まで10両編成で運転し、青梅で6両側を切り離す列車でもあるので(しかも翌朝は中央線直通列車になる)、終電で青梅以西に帰るためには現行よりも約40分前にホームにいないといけませんので、利用者は少なめですが大変そうです。

【武蔵野線】
▲武蔵野線で運用される209系500番台およびE231系0番台・900番台。終電繰り上がりは南浦和(JM-25)~府中本町(JM-35)間のみで南浦和~西船橋(JM-10)間は現行どおりである。

武蔵野線の場合、下りではを基準として東所沢(JM-30)~南浦和間は約4分の繰り上がりとなりますが、府中本町~東所沢間は約26分の繰り上がりとなり、府中本町~新秋津(JM-31)の各駅から東所沢へ終電で移動する際には現行ダイヤよりも約30分程度早くホームに辿り着いていないといけません。一方の上りでは南浦和~東所沢間は現行どおりですが、東所沢以遠では約12分程度繰り上がります。終電で府中本町方面へ移動する際には現行よりも約15分前後早くホームに辿り着いてないといけません。

【中央線・総武線各駅停車】
▲中央・総武線で運用されるE231系0番台全車4扉車とE231系500番台(写真・いずれも八ミツ)。こちらは終電繰り上げのほかに初電の繰り下げが実施され、末端に近い区間の三鷹(JB-01)~中野(JB-07)間と津田沼(JB-33)~千葉(JB-39)間で約15分前後となる。

中央・総武線各駅停車の場合、西行・東行ともに御茶ノ水(JB-18)発を基準として西行では中野まで約7分であるのに対し三鷹までは約25分と3倍以上の時間繰り上げとなります。両駅には車両基地(中野は車両が所属していない中野電車区があり、三鷹は東京地下鉄東西線直通用のE231系800番台も所属する三鷹車両センターがある)があるため、三鷹行きの一部が中野行きに短縮される可能性があります。西行終電で中野以西に向かう際には現行ダイヤよりも25分以上早くホームに辿り着いていないといけません。一方の東行では津田沼までは約16分であるのに対し千葉までは約23分の繰り上げとなります。東行終電で津田沼以東に向かう際には現行ダイヤよりも約25分程度早くホームに辿り着いていないといけません。ただし錦糸町(JO-22,JB-22)以東で並走する総武快速線は初電繰り下げなどの変更はないため、総武快速線の各停車駅間を終電で移動する場合はその限りではありません

【京葉線】▲京葉線で運用される209系500番台千ケヨ34編成とE233系5000番台。下りの終電は現行ダイヤでは新習志野(JE-12)行きでも海浜幕張(JE-13)行きでもなく蘇我行きである。ただ来年3月以降は海浜幕張以遠の終電繰り上げ幅が大きいため、新習志野行きに短縮となる可能性もありそうだ。

京葉線の場合、現行ダイヤの終電は東京(JE-01)発の2423Y列車を基準に掲載されており、新習志野までの各駅は約11分の繰り上げに対し同駅以遠は2倍以上の約30分の繰り上げとなっています。なお京葉線列車のみで考えると、終電間際に新習志野および海浜幕張で終点になる列車はなく、蘇我行きか蘇我以遠(内房線君津および外房線上総一ノ宮)に向かう列車がほとんどです(しかもそこで滞泊となる運用もある)。こうなると終電の行先が蘇我から京葉車両センターに近い新習志野に短縮される可能性もありそうです。

【宇都宮線・高崎線】
▲宇都宮線・高崎線で運用されるE231系1000番台・E233系3000番台(いずれも宮ヤマ)。上野(JU-02)発基準で宇都宮線黒磯行き(1644E列車で熱海[JT-21]始発)を除き、東海道線と同じく終電は上野東京ラインに直通しない上野発着であり、高崎線863M列車は終着が籠原ではなく高崎であり、高崎到着時刻が関東首都圏を発車する列車で最も遅い(25時37分)。

宇都宮線・高崎線の場合、いずれも上野発、宇都宮線は565M列車、高崎線では高崎以遠を除き863M列車を基準に掲載されており、いずれも宇都宮線は小金井を超えて宇都宮まで、高崎線は籠原を超えて高崎まで運転されています。小金井または籠原までは現行どおりですが、両駅以北で繰り上がりとなり、宇都宮までは約24分、高崎までは約21分の繰り上がりとなります(高崎車両センターに近い上越線新前橋までは約37分繰り上げ)、こうなると関東首都圏で最も遅く到着する高崎線終電も2021年3月ダイヤ改正前日までとなり、終電の行先が宇都宮行き・高崎行きから小金井行き・籠原行きにそれぞれ変更となる可能性があります。

【埼京線・川越線】
▲埼京線全線と川越線大宮(JA-26)~川越間で運用されるE233系7000番台(宮ハエ)と東京臨海高速鉄道70-000形。新宿(JA-11)以南は相模鉄道直通列車を含めてほぼ現行どおりだが、北行では赤羽(JA-15)までの各駅で約20分の繰り上げ、赤羽以北~大宮間は現行どおりであるが、川越線直通では約13分繰り上がる。

埼京線の場合、池袋(JA-12)発の北行基準で赤羽以北の終電は新宿24時00分発の川越行き、赤羽までの各駅はそのあとに2本あります。それを繰り上げ、赤羽までの各駅は約20分、大宮以北の川越線各駅へは約13分の繰り上げとなります。日進以北へ終電で帰宅する際には現行ダイヤよりも約15分前後早くホームに辿り着いていないといけませんし、赤羽までの各駅であれば約20分早くホームに辿り着いている必要があります。なお相模鉄道直通列車などに変更はありません。

【常磐線(快速列車)】
▲常磐線上野(JJ-01)~取手(JJ-10)間で運用されるE231系0番台(東マト)と常磐線の原ノ町までの定期運用があるE531系0番台・3000番台(水カツ)。こちらは取手~土浦間を除き終電が約20分前後繰り上がるほか、下り上野~松戸(JJ-06)間と上り取手~松戸間の初電の繰り下げも実施される。

常磐線(快速)の場合、上野発を基準に取手~土浦間が現行どおりである以外は現行ダイヤよりも約20分前後の繰り上げが実施され、最大で取手まで(直流電車の末端区間)と勝田まで約23分の繰り上げとなります。勝田行きの終電は品川始発の上野東京ライン列車、土浦行きの終電は上野発で設定され、いずれもE531系の充当列車ですが、取手までの区間の終電は上野発で設定され、グリーン車のないE231系0番台の充当列車となっています。また初電の繰り下げも実施され、下りでは上野~松戸間で現行よりも約3分、上りでは取手~松戸間で現行よりも約9分の繰り下げとなります。この区間の初電もほとんどE231系0番台の充当列車です。

【常磐線(各駅停車)】
▲常磐線各駅停車の綾瀬(C-19,JL-19)~取手(JL-32)間で運用されるE233系2000番台(写真右端)。この区間では小田急電鉄4000形(写真左端)と東京地下鉄16000系(写真中央)が乗り入れており、主に松戸車両センター本所と我孫子派出所を出入庫するほか、綾瀬検車区で滞泊する車両もある。こちらも終電繰り上げと初電繰り下げが実施される。

常磐線各駅停車の場合、綾瀬発を基準として我孫子(JL-30)までほぼ全体的に約15分~16分の繰り下げとなります。基本的に終電間際でも直通運転を行っている東京地下鉄千代田線内の発着が多いですが、最終列車に近いものでは綾瀬検車区入庫を兼ねた綾瀬発着列車のほかに北千住(C-18)発着列車があります。北千住発着列車は綾瀬~北千住間が千代田線ですが、この区間は常磐線との重複区間でもあり、常磐線内完結列車と捉えることもできなくはありません。こういったレアな列車にも影響が出そうですね。また初電車は松戸以北で約16分の繰り下げとなります。松戸車両センター出庫列車に北千住方面と我孫子方面の両方向がありますので、我孫子方面を繰り下げる形になります。

これまで長々と路線別に記述してきましたが、2021年3月のダイヤ改正で首都圏の在来線の終電繰り上げに伴って、ある問題がでてきます。それは“GoToトラベルキャンペーン”などで旅行から帰宅する場合や出張から帰京するときなど、東京を発着する各新幹線から在来線の乗り継ぎ(終電間際の利用)でどこまで移動できるか、ということです。
▲東北新幹線では現行ダイヤの盛岡20時29分発の『やまびこ70号』(70B列車)、上越新幹線では現行ダイヤの新潟21時35分発の『Maxとき350号』(350C列車)のいずれかを利用した場合、在来線で乗り継ぎしても東海道線の大磯(JT-12)~小田原間と横須賀線の北鎌倉(JO-08)~逗子間には到達できなくなる。
▲北陸新幹線では現行ダイヤの金沢21時00分発の『かがやき518号』(3518E列車)を利用した場合、在来線で乗り継ぎしても東海道線の鴨宮(JT-15)・小田原と横須賀線の北鎌倉~逗子間には到達できなくなる。
▲東海旅客鉄道がN700系(2代目0番台[N700Sタイプ]・1000番台・2000番台・3000番台・4000番台・5000番台)を使用して運行する東海道新幹線では新大阪21時24分発の『のぞみ64号』を利用した場合、新横浜(JH-16)・品川などで途中下車すれば不可能ではないが在来線で乗り継ぎしても青梅線区間、南武線登戸以北の各駅、横須賀線逗子以遠の各駅、常磐線は天王台(JJ-09,JL-31)・取手の各駅には到達できなくなる。

最初に東北・北海道・秋田・山形・北陸・上越新幹線からですが上り列車で東京に23時30分過ぎに到着する新幹線に影響が出てきます。上記の東北新幹線・上越新幹線の2列車から乗り継ぎとなると、東海道線では終電が平塚行きとなる、横須賀線では終電が大船行きとなることが予想されるため、それぞれ同駅以遠には辿り着けません。さらに北陸新幹線の上記列車から乗り継ぎとなると、東海道線では国府津行き、横須賀線では大船行きとなることが予想されるため、両駅以遠の各駅には辿り着けません。東海道新幹線からの場合は新横浜または品川で途中下車して乗り継いでも青梅線の各駅、南武線登戸以北の各駅、横須賀線逗子以遠の各駅、常磐線は天王台・取手の各駅へは辿り着けません。そのため今後夜遅くの新幹線で帰京する場合など注意が必要です。その場合に備えて新幹線列車の変更などを検討した方がいいと思います。

本来は東京五輪開催に備えて終電繰り下げなども検討されましたが、新型コロナウィルスの流行により、東京五輪の開催が延期されたほか、もともと線路保守点検の時間をさらに確保する必要性があったことも相まってか逆に終電繰り上げと初電繰り下げの発表へと至りました。新型コロナウィルスとともに共存して日々の生活を送る“Withコロナ”のなかで鉄道もそれに合わせて変わっていくものではないかと感じてくることでしょう。来年3月以降の初電および終電の時刻には十分注意し、周辺の大手私鉄などの終電に関する最新情報にも注意して鉄道を利用していってほしいと個人的には思います。