2020年10月15日

【『鉄道の日』が最終運用】東京臨海新交通ゆりかもめ7000・7200系が運用を終了、引退へ

2020年10月14日の『鉄道の日』をもって、東京臨海新交通7000・7200系(4次車~6次車)がゆりかもめでの営業運転を終了し引退したと発表しました。同系列4次車から6次車は1999年に4次車、2001年に5次車の各3編成、2005年に6次車の2編成の合計8編成が導入されました。
▲東京臨海新交通ゆりかもめで最初にVVVFインバータ制御車として導入された7000・7200系が2020年の『鉄道の日』を区切りに営業運転を終了した。最後まで残ったのは写真の7261Fである。
▲ゆりかもめは7300・7500系へと統一され、片開きの車両は消滅。新型コロナウィルス感染拡大の影響で2021年に延期となった東京五輪までに全車両の置き換えが完了した。

これでゆりかもめは全車両が7300系(7次車)18編成・7500系(8次車)8編成に統一されたことになります。ちなみに7000・7200系で最後に導入された2編成の7271Fと7281Fは2006年にゆりかもめが有明(U-13)~豊洲(U-16)間が延伸開業する関係で増備され、同系列の5次車と異なり前面部のデザインが一部変更されました。このため2編成に関しては約14年間、最長では約21年間に及ぶ活躍でした。これでゆりかもめから片開きドアの車両が消滅し、すべて両開きドアの車両となりました。7000・7200系の6次車までの全編成はすべて廃車除籍処分になり、解体される(一部の鉄くずがリサイクルされる)ものとみられます。